アジア最北の大歓楽街、札幌・ススキノ。この街の裏も表も知り尽くした探偵(大泉洋)は、いつものように行きつけのBARで相棒兼運転手の高田(松田龍平)と酒を飲んでいた。そこに“コンドウキョウコ”と名乗る謎の女から「ある男に会い、彼にひとつ質問してほしい」という依頼の電話がかかってくる。簡単な仕事の依頼だと思っていた探偵であったが、その直後に命を狙われるハメに。自力での報復に動き出した探偵と高田は、知らず知らずのうちに事態の核心に近づき、謎の美女(小雪)と大物実業家・霧島(西田敏行)の存在と4つの殺人事件にぶつかる。果たして“コンドウキョウコ”は何を目論んでいるのか? 今日も街を疾走する探偵と高田を最後に待つものとは?
橋本一