『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の意味とは? カップルアンケート発表

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『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』 -(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
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先日発表されたアカデミー賞ノミネーションで作品賞に候補入りを果たした『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』が公開された。9.11文学の金字塔と評されるジョナサン・サフラン・フォアの同名ベストセラー小説を原作に、アメリカ・ニューヨークで起きた同時多発テロによって父を失った少年の喪失と再生を描いた本作。シネマカフェでは公開に先駆けてカップル限定試写会を実施。

2001年9月11日、多くの尊い命を奪い、深い悲しみをもたらした同時多発テロ事件。主人公のオスカー少年は、この事件により命を落とした最愛の父の死を受け入れられず、悲しみに暮れていた。しかしある日、父の部屋で偶然見つけた1本の鍵を、父が遺したメッセージだと信じ、それに合う鍵穴を探して旅に出ることを決意。“調査探索”ゲームをしながらいつも謎かけをしてくれた、優しく聡明だった父との時間が色褪せないようにと懸命に、父が残したであろうヒントを頼りにニューヨーク中を駆け巡る——。

オスカーの父親にトム・ハンクス、母親にサンドラ・ブロックとアカデミー賞受賞経験を持つ名優の初競演、さらに本作で本年度アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた、スウェーデンが誇る名優マックス・フォン・シドーの名演技が注目を集めている本作。そんな名優たちを唸らせるのが、主人公・オスカー役として名監督スティーヴン・ダルドリーに見出された天才少年、新星トーマス・ホーンだ。劇中、オスカーは自分自身を「すごく利口だけど、不器用な人」と説明しているが、アスペルガー症候群という一種のコミュニケーション障害を抱える少年。トーマスはこの難役に演技初挑戦とは思えぬ名演で見事に応えている。その演技力に圧倒された人も多く、作品に対する満足度を100点満点で答えてもらったところ、平均80点を超える高評価、さらに120点と満点以上をつけた人も!

本作では9.11の悲しみを乗り越えようとする人々の姿が描かれるが、オスカー少年の探検は一種の“修行”のようにも感じられる。対人関係を苦手とするオスカーにとって、父の遺したメモに綴られた“ブラック氏”を一軒ずつ訪ね歩く行為は決して容易ではないはず。そんな苦痛を飲み込みながらも前に進もうとする彼の姿に共感していた人が多く、「ゴールにたどり着くかどうかも分からないのに探す姿に感動した」(女性)、「自分への挑戦をしていてすごいと思った」(30代・女性)と彼の勇気に心打たれたコメントが寄せられた。

さらに、本作で一番感情移入したキャラクターを尋ねたところ、オスカーもさることながら、なんと約半数の人がサンドラ・ブロック演じるオスカーの母親を支持。最愛の夫を失った悲しみに沈む姿が涙を誘うが、彼女への共感ポイントとして「(オスカーを)抱きしめて癒してあげることは簡単なのに、あえてオスカーのやりたいようにさせて、成長することで乗り越えさせようとする親の強さに感動した」(20代・男性)、「子供に近づこうと努力する母の姿」(40代・女性)と、母親の深い愛情に心動かされた人が多かった様子。こちらの試写会には男女カップルが集まったが、映画を鑑賞して「相手をもっと大事にしようと思った」(30代・女性)、「大切な人と観ることができて良かった」(20代・女性)と、かけがえのない大切な人と一緒に観ることでより作品のメッセージを強く感じた人も少なくなかった。

本作のタイトル『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』という長い言葉が目を引くが、最後にこのタイトルをどう受け止めたか聞いてみた。「大切な人ほど、このタイトルのように感じるのかな。ずっと見守ってくれていることに気づいてない」(30代・女性)、「家族や命、大切な人の存在」(30代・男性)と、大切な人との絆や繋がりをメッセージとして受け取った人が多かったよう。オスカー少年の喪失と再生の旅は、彼を見守る家族の深い愛の発見の旅路でもある。きっと観終わった後には、優しく温かな気持ちに包みこまれるはず。あなたも大切な誰かと劇場に足を運んでみては?

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』は<丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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