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小栗旬、報道陣からの「もしパパになったら?」の質問に「そう来ると思った(笑)」

アニメーション映画『グスコーブドリの伝記』の完成報告会見が4月4日(水)、東京の明治記念館で行われ、ボイスキャストを務めた小栗旬、忽那汐里、柄本明、杉井ギサブロー監督が出席した。

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『グスコーブドリの伝記』完成報告会見
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アニメーション映画『グスコーブドリの伝記』の完成報告会見が4月4日(水)、東京の明治記念館で行われ、ボイスキャストを務めた小栗旬、忽那汐里、柄本明、杉井ギサブロー監督が出席した。

1985年に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をアニメ化した杉井監督×ますむらひろし(キャラクター原案)のコンビによる新作で、「銀河鉄道の夜」と同じく原作は宮沢賢治の小説。美しきイートハーブの森を舞台に、厳しい自然と向き合う主人公・ブドリの成長を描き出す。

子供の頃に『銀河鉄道の夜』を観て、さらに杉井監督の手による「タッチ」シリーズも大好きだったという小栗さんは「『銀河鉄道の夜』のジョバンニがすごく印象に残っていて、お話をいただいたときは嬉しい反面、『(自分で)大丈夫かな?』という気持ちでしたが、監督にお会いできるというのが嬉しかった」とふり返る。実際に会った杉井監督の印象について「怖い人なんじゃないかというイメージがあったんですが、すごく物腰が柔らかくてびっくりしました」と明かした。

忽那さんは本作で声優に初めて挑戦したが「地声が普段から低いので、監督からは『とにかく幼く』と言われて不安でしたが、画面と向き合うという作業は新鮮でした」と笑顔で述懐。作品については「いろんなキャラクターが登場しますが、犠牲の上での“何か”が描かれていて、それをメッセージとして受け取りました」と真摯に語った。

柄本さんは「監督の作った世界で、監督に導かれながらやりました」と語るが、杉井監督は「賢治作品は2度目ですが、みんなが賢治の世界を自分で取り込んでやってくれるので、僕はほとんど何もしていないです」と穏やかな笑みを浮かべた。さらに「現代は音がとても多いけど、人の声は“言霊(ことだま)”として魂を持っている。みなさんの気持ちが入って、映画が大きくなっていくのを実感し、声に力があるんだということを久々に感じました」と声優陣を称えた。

またこの日、主題歌が1980年に小田和正が「オフコース」時代に発表した「生まれ来る子供たちのために」に決定したことが発表され、小田さんの歌声が入った特別映像も上映された。杉井監督は、企画段階からこの曲を主題歌として念頭に置いていたことを明かし「詞そのものが、まさに賢治が童話に込めた思いとシンクロしている」と語る。小栗さんや忽那さんが生まれる前に発表された楽曲だが、曲と詞が伝える世界観について小栗さんは「この作品のために作った曲ではないのに、そうなっているのがすごいですね」としみじみと語った。

報道陣からは新婚の小栗さんに対し、曲のタイトルと引っかけて「自分が父親になったら子供に映画を見せたいか?」、「“生まれ来る子供”に対しての思いは?」という質問も飛んだが、小栗さんは「きっとそう来ると思ってました」と動じることなく「僕の心の中に(答えは)ありますが、言わないですよ」とかわしていた。

『グスコーブドリの伝記』は7月7日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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