エミリー・ブラントが、ベストセラーとなったスリラー小説「ゴーン・ガール」の映画化作品に出演する可能性が出てきた。同書は昨年200万部もの売り上げを記録し、「The New York Times」紙のベストセラー・リストでトップを飾った大ヒット小説だ。今回の映画化に向けてプロデューサー陣はエミリーを主役に迎えたいと熱望している模様だ。当初はリース・ウィザースプーンが主役の候補に名乗りを上げていたものの、その後リースはプロデュースを担当すると発表されている。小説「ゴーン・ガール」は、ある日帰宅した夫が妻の失踪を知るというストーリーで、その後の展開は夫と妻のそれぞれの視点から語られる。妻役として名前が挙がっているのはエミリーのほか、シャーリーズ・セロン、レイチェル・マクアダムスなどで、夫役にはジョン・ハム、ライアン・ゴスリング、マイケル・ファスベンダーなどが有力視されている。映画化作品では、著者のジリアン・フリン自らが脚本を手がける予定で、映画化権は最終的に20世紀フォックスが150万ドル(約1億3,200万円)で勝ち取っている。