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綾野剛、大学生のお悩みに“愛のムチ”をビシバシ!

『横道世之介』の原作者・吉田修一の母校であり撮影も行われた法政大学(市ヶ谷キャンパス)で2月20日(水)、現役学生および卒業生を招待しての試写会が開催された。主演の高良健吾…

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『横道世之介』試写会&トークイベント(左から、池松壮亮&高良健吾&綾野剛&沖田修一監督)
『横道世之介』試写会&トークイベント(左から、池松壮亮&高良健吾&綾野剛&沖田修一監督)
  • 『横道世之介』試写会&トークイベント(左から、池松壮亮&高良健吾&綾野剛&沖田修一監督)
  • 『横道世之介』試写会&トークイベント(高良健吾)
  • 『横道世之介』試写会&トークイベント(高良健吾)
  • 『横道世之介』試写会&トークイベント(綾野剛)
  • 『横道世之介』試写会&トークイベント(池松壮亮)
映画『横道世之介』の原作者・吉田修一の母校であり撮影も行われた法政大学(市ヶ谷キャンパス)で2月20日(水)、現役学生および卒業生を招待しての試写会が開催された。主演の高良健吾、池松壮亮、綾野剛、沖田修一監督も来場して“メンズトーク”を繰り広げた。

バブル全盛の1987年に大学1年生となった若者たちの青春と十数年後の姿を交互に描きつつ、主人公・横道世之介の存在を浮かび上がらせていく。

学生たちの大歓声に迎えられ、高良さんたちは驚いた様子。唯一の現役大学生でもある池松さんが客席を見渡し「イケメン、美女が多いですね」と言えば、綾野さんは「僕は箱根駅伝が好きなんですが、法政大学は陸連に媚びた感じがない。茶髪のランナーがいたり、サングラスをかけて走るといったことは法政大学から始まったと思う。そういうところが個人的に大好きです」と語り講堂は大きな拍手に包まれた。

この日は学生たちからの質問や相談に4人が答えたが、事前に集められた中で最も多かったのが高良さんらの恋愛観についての質問。高良さんは「メチャクチャつまらない答えですが…(苦笑)」と予防線を張りつつ、「普通に優しい人、思いやりのある人がいいです」とハニかみながら答え、「どうですか?」と隣りの綾野さんに助けを求めるが、綾野さんは高良さんの答えを「要はいろいろほしいってことですね。いい感じの要素は何でもほしいぞと」と“意訳”し笑いを誘う。当の綾野さんはと言えば「喜怒哀楽がはっきりしている気持ちよい女性。それ以外は何もいりません」とシンプルながら深~い答えで会場を沸かせた。

また俳優を志すきっかけについて尋ねられると、高良さんは中学生の頃にハマったというドラマ「濱マイク」の存在に触れ、「かじりついて見たドラマはこれだけ。毎回、いろんな監督が演出を担当されてて、その名前をメモしてTSUTAYAに行って、その監督の作品を観るということを繰り返して映画が好きになりました」と明かす。一方で「役者という仕事に関しては『自分にはできない』と思ってました。やりながら(意識が)変わっていきましたね」とも。

ちなみに綾野さんはまさに高良さんが見ていた「濱マイク」の青山真治監督の演出の回にエキストラで出演していたとか。高良さんはまた「青山さんとは幼稚園が同じ」とのこと。高良さんは同監督の『サッドヴァケイション』で注目を集め、その後もキャリアを積み重ねてきたが意外な縁に本人たちも驚いていた。

池松さんも小さい頃は「人前に出ることが大嫌いだった」というが、そんな性格を変えるべく親から「度胸試しに行って来い!」とオーディションに送り込まれたそう。「最初は『嫌だ!』と言ってたんですが、当時、流行ってた300円の野球カードを2箱買ってやると言われて行きました(笑)」と明かす。見事、そのオーディションに合格して役者の道に進むことに。600円に釣られて“天職”を手に入れたというエピソードに、就職を控える学生たちもいた会場はどよめいていた。

4月から就職を控え「社会に出るのが不安」という女学生に対しては、綾野さんは「自分で考えなさい!」と愛のムチ。高良さんは自らの経験を踏まえつつ「他人のせいにしないということ」とアドバイスを送っていた。また「女の子と会話が続かない」という男子学生の相談には綾野さんは「気持ちはよく分かります!」となぜか深く同調。「そもそも僕たちに聞くことじゃない」と苦笑しつつ、「黙って隣に座ってればいいんですよ」と“大人”のアドバイスで会場の女子たちをウットリとさせていた。

『横道世之介』は2月23日(土)より公開。
《シネマカフェ編集部》

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