【雅子BLOG】晩秋から初冬へ、フィルメックスは今週末から！

あっという間に11月も後半、開幕中の九州場所も折り返しました。博多では、「九州場所が終わると冬が来る」と言われるそうで、晩秋から初冬に季節は進みます。街には早くもクリスマスのイルミネーションが輝き出しました。木枯らしの吹く澄んだ寒空に眩いばかりの光の演出。美しい季節の到来です。

私が（日本で）個人的に好きなのは昔から銀座の西並木通り。控えめな装飾が美しく、大人の街をとてもシックに魅せます。銀座といえば、冬の風物詩のミキモトの大きなクリスマスツリーも12月25日まで。この時期、ちょっとした観光名所になってますね。さて、今週末にはいよいよ第14回東京フィルメックスがスタートします。場所は有楽町朝日ホールでの開催。ココはフランス映画際でももうお馴染みですね。夜空を彩るイルミネーションは、映画の余韻とともにどうぞ！

というわけで、東京フィルメックス情報を少し。今週末23日（土・祝）から開催される東京フィルメックスは今年で14回を迎え、作品もさらに充実。フィルメックスは失礼を承知で言えば、主にアジアのキワドい映画を上映する、というイメージがあるけれど、今年はカンボジア、イギリス、フランス、ボスニア・ヘルコツェヴィナ、イスラエル、イラン、台湾、グルジア、カザフスタン、タイ、シンガポール、フィリピン、中国、もちろん日本作品もあり、実に多彩です。アジア諸国を中心に、映画を通して世界の今を観る！

特別招待作品10本、コンペ作品10本のうち、私がマークしているのは、特別招作品より『THE MISSING PICTURE』『微笑み絶やさず』『わたしの名前は…』『鉄くず広いの物語』『アナ・アラビア』『閉ざされたカーテン』。コンペから『若さ』『花咲くころ』『ILO ILO』『トランジット』…。ま、ほとんど全部に近いですが、スケジュールを合わせて止むなくリストから外したのもあります。今回、目玉のジャ・ジャンクー作品はそういう理由でパス…。

また、中村登生誕100年特集、ジャン・グレミヨン、他、様々な催しがあり、サイトを要チェックですよ。今年は友人でもある女優の渡辺真起子さんも審査員のひとりとして活躍されます。マキちゃんはかなりの映画好きでもあるわけで、昨年のフィルメックスの会場でもバッタリ遭遇しましたっけ。彼女はどう観るのかな？　楽しみです。　

ついでに、ここ最近観た映画をざっと羅列します。『マイヤーリング』（2014年1月4日公開）、『ルードヴィヒ』（12月21日公開）、『リヴ＆イングマール』（12月7日公開）、『エレニの帰郷』（2014年1月25日公開）、『グォさんの仮装大賞』（2014年1月11日公開）、『マラヴィータ』（公開中）、『恋するマノン』（公開中）、『愛しのフリーダザ・ビートルズと過ごした11年間』（12月7日公開）。試写、劇場公開モノ、DVDと、いろいろの8本です。（うう、レビューが追いつかないッ！）

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