アカデミー賞ノミネート発表迫る!『キューティー&ボクサー』は最終選考入りなるか?

まもなく今年のゴールデン・グローブ賞の結果が発表され、1月16日(現地時間)には今年のアカデミー賞ノミネート作品が発表される。昨年末からの賞レースもいよいよ佳境を迎えることとなる。

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『キューティー&ボクサー』 -(C) 2013 EX LION TAMER, INC. All rights reserved.
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まもなく今年のゴールデン・グローブ賞の結果が発表され、1月16日(現地時間)には今年のアカデミー賞ノミネート作品が発表される。昨年末からの賞レースもいよいよ佳境を迎えることとなる。

日本代表としては、「外国語映画賞」ノミネートにエントリーしていた『舟を編む』は、最終5作品のノミネート資格を得る、“ショートリスト”9作品入りを残念ながら逃し、日本映画でノミネートの可能性を残しているのは、『風立ちぬ』など、アニメーション作品に限られることになった。

しかし、アメリカ映画ながらも、日本人夫婦を主人公とし、全編日本語が飛び交う映画が、「長編ドキュメンタリー映画部門」で、最終ノミネートの可能性を残していることをご存じだろうか?

その作品とは、現在公開中の映画『キューティー&ボクサー』である。ニューヨークに在住の現代芸術家“ギュウちゃん”こと篠原有司男とその妻・乃り子の40年におよぶ結婚生活と創作を、現在29歳のアメリカ人監督、ザッカリー・ハインザーリングが5年にわたって追い続けたものだ。

今年のアカデミー賞「ドキュメンタリー部門」の下馬評を見てみると、ジョシュア・オッペンハイマー監督による異色の実験的ドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』、昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映され好評を博したサラ・ポーリー監督の家族を巡るドキュメンタリー『物語る私たち』、そして現在公開中の『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』に注目が集まっている。

そんな群雄割拠の中、N.Y.で堂々と闘い続けている日本人夫婦を主人公とする本作。篠原夫妻が公開前にプロモーションで来日した際には、81歳とは思えないほど明朗にして快活に、旺盛な創作意欲を語る夫・有司男、そして21歳年下の妻であり、またアーティストとして有司男のよきライバルでもある乃り子の異色な夫婦に、各メディアがラブコールを贈り、テレビ、ラジオへの出演が相次いだ。

気持ちだけで突っ走る夫に、冷静な妻がツッコむ…絶妙な篠原夫妻のトークは、まるでベテラン芸人の夫婦漫才のようだ。テレビで篠原夫妻を知った方々は、まさかこの夫妻が由緒あるアカデミー賞に絡むことがあるとは予想もしていなかっただろう。

しかし、彼らを追った『キューティー&ボクサー』は昨年のサンダンス映画祭で見事「監督賞」を受賞、その後も世界各国の映画祭に招待され、さらに今回のオスカー・ノミネート候補にもなるほどに評価を受ける作品として、いま大きな注目を集めているのだ。

来る1月16日、15本のショートリストから5本のノミネート作品が選ばれるわけだが、つまりは確率、1/3。ギュウちゃんは『キューティー&ボクサー』初日舞台挨拶で、「アカデミー賞、いただくぜー!」と高らかに宣言したが、果たしてその願いは届くのだろうか?

『キューティー&ボクサー』はシネマライズほか全国にて公開中。

第86回アカデミー賞授賞式は2014年3月2日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスにて開催。
《text:cinemacafe.net》

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