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【インタビュー】ジョニー・デップ「メイクは全てだ!」…“奇抜メイク”への熱い想い

先日のゴールデン・グローブ賞に、ヒゲを剃り、金髪姿で登場してプレゼンターを務めたジョニー・デップ。昨年、50歳の大台を迎えた彼が主演した映画『ローン・レンジャー』がMovieNEXで発売されたことに合わせ…

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『ローン・レンジャー』-(C) Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.
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  • ジョニー・デップ-(C) Getty Images
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  • トント(ジョーニー・デップ)とシルバー/『ローン・レンジャー』 -(C)  Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.
  • 『ローン・レンジャー』MovieNEX -(C) Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.
先日のゴールデン・グローブ賞に、ヒゲを剃り、金髪姿で登場してプレゼンターを務めたジョニー・デップ。昨年、50歳の大台を迎えた彼が主演した映画『ローン・レンジャー』がMovieNEXで発売されたことに合わせ、ジョニー自身が考案したキャラクター、復讐に燃える悪霊ハンター“トント”への情熱にあふれたインタビューが到着した。

本作に登場するトントとは、“最後の悪霊ハンター”にして、スピリチュアルな力を持つ先住民の戦士。少年時代のある忌まわしい事件のせいで深いトラウマを抱え、かつて彼の仲間に災いをもたらした巨悪への復讐に燃えている。復讐を果たすパートナーとして、瀕死のジョン(アーミー・ハマー)を“ローン・レンジャー”として甦らせるが、正義と法の力を信じるジョンとしばしば対立することに…。

ジョニーといえば、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキャプテン、ジャック・スパロウを世界で最も愛されるアイコンに育て上げたほか、『アリス・イン・ワンダーランド』のマッドハッター役でもド派手なインパクトで大ヒットに貢献。“奇抜メイク”で臨んだこの2作は、日本で100億円超えの興行収入となった。

そして、この『ローン・レンジャー』でも“奇抜メイク”の流れを組み、ジョニー自身がかつてない斬新なキャラクターのトントを考案。顔は白塗りで“戦い”の紋様を施し、頭にはカラスを据えるという少々不気味なビジュアルながらも、ユーモアたっぷりの言動で世界中を魅了した。

トントというキャラクターを思いついたのは、「顔に縦縞を入れた戦士を描いた絵画を見たときのインスピレーションからなんだ」と話すジョニー。

「僕の目を引いたのは、絵画の中で、戦士の背後を飛んでいるカラスだった。最初に見たとき、カラスは戦士の頭上にいると思ったんだ(笑)。実際はそうじゃないんだけど。それで僕はトントの頭の上にカラスの死骸を乗せるのが一番しっくりくると思ってそうしたんだよ」と、トントの魂を導く、神聖な鳥であるカラスの起用について真剣なまなざしで語る。

かと思えば、「みんなも試してみるといいよ(笑)。本当に最高だから」と茶目っ気は相変わらずだ。

また、今回のような“奇抜な”キャラクターを演じるにあたっては、メイクはかなり重要な要素であるという。

「メイクは全てだね。自分の肌にキャラクターに合ったメイクを施して、衣装を身につけると、そのキャラクターがこれまで経験してきた多くのことが現れ始める」とジョニーは言う。「僕は毎日、メイクに数時間もかけていたよ。気分はいいものじゃないし、すごく変だったけど、そうするだけの価値はあったと思う」。

時間をかけたメイクによって彼に“舞い降りた”トントについて、ジョニーは、「長い歴史のある映画界の中で、ハリウッドはアメリカ先住民をとても粗末に扱ってきた。多くの場面で、先住民は野蛮人として描かれ、お決まりの形で表現されてきた」と語気を強める。

「僕はこのキャラクターをローン・レンジャーの助手として演じたくなかった。ローン・レンジャーが彼に『小僧、ソーダを取ってこい!』なんて言ってほしくなかった。そうじゃなくて、彼を戦士として、高潔な誠意と威厳を持った男として演じたかった。過去に犯された過ちを正すことに貢献したいというのが僕のささやかな気持ちだったんだ」と、役柄に対するアツい思いを明かしてくれた。

だからこそ、ジョニーが扮するキャラクターは、もはやそれ自体が彼の代名詞といえるほどに魅力的なのだ。彼の熱意と真摯な思いがたっぷり詰まったトントを、改めて見返してみて。

『ローン・レンジャー』MovieNEXは発売中、ブルーレイ&DVDレンタル中(※オンデマンド配信中)。
《シネマカフェ編集部》

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