ペルノ・リカール・ジャパンが展開するフランス生まれのスピリッツ「ペルノアブサン」。“緑の妖精”と呼ばれ、ピカソやゴッホ、ヘミングウェイ、ランボーといった19世紀のフランスの芸術家たちに愛されたこの伝説のスピリッツから、2012年に続き、第2弾となる「メゾンキツネ」とコラボレートしたデザインボトル「ペルノアブサンメゾンキツネリミテッドエディション」が登場。日本では3月3日(月)より800本限定で新発売となる。「メゾンキツネ」は、パリを拠点に、ファッションブランドと音楽レーベルを軸に多方面で活躍し、ファッショニスタから絶大な支持を集めるファッションブランド。今回の「ペルノアブサンメゾンキツネリミテッドエディション」は、メゾンキツネがペルノアブサンにインスパイアされ、新たに展開する短編のミュージックドキュメンタリームービーシリーズ「IsLeaving」のスタートを記念して誕生した。“Music&Travel”がテーマのムービーには、いまロンドンで人気のバンド「ISTROPICAL」をフィーチャー。ボトルにデザインされたキツネは、彼らのトレードマークであるライダーズジャケットを着用しており、カラフルな花やドットを散りばめたポップな仕上がりになっている。また、今回「ペルノアブサンメゾンキツネリミテッドエディション」は、1805年に誕生した当時の伝統的なレシピに回帰し、ラベルもかつての歴史を感じさせるデザインへと一新。3月よりリニューアルして新登場となり、その歴史に新たな1ページが刻むこととなる。それというのも、アブサンといえば、1800年初頭のフランスで芸術家が熱狂したとされるスピリッツで、夕方になるとパリのカフェに集う彼らがアブサンを飲みながら会話をすることが儀式にもなっていたほどの人気を誇った。しかし、その人気を畏れた人々による悪評が広まったことから、1915年にはフランスでアブサンの製造・販売・飲酒が法律で禁止されてしまった。歴史から一旦、姿を消した禁断の酒アブサンだったが、2011年に1915年の禁止令を完全に撤廃する法律が制定され、ペルノアブサンは正式な名称を取り戻し、再びオリジナル製法で製造ができるようになった。再び息を吹き返したアブサン。その代表的な飲み方は「フレンチリチュアル」といって、淡いグリーンの液体に水を注いで、雲がかかったような白色に変化する幻想的なさまを楽しむことができる飲み方がある。作り方は簡単で、アブサングラスに「ペルノアブサン」を注ぎ、角砂糖を乗せた穴空きスプーン(アブサンスプーン)をグラスに置いて、角砂糖の上から水を注ぐだけ。かつてのフランスの芸術家や著名人たちが愛飲したアブサンの楽しみ方を真似してみれば、当時の人々がこの酒を愛した理由がよく分かるかもしれない。「ペルノアブサンメゾンキツネリミテッドエディション」、「ペルノアブサン」ともに、アルコール度数68度、700ml、5,040円(税込)にて3月より出荷開始となる。