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中島哲也・監督作『渇き。』7月公開決定! 掲げるは“劇薬エンタテインメント”

『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』『告白』…その斬新なテーマで観る者の感覚を麻痺させてきた鬼才・中島哲也監督。そんな彼が、役所広司と新星女優・小松菜奈を迎えて贈る、最新作『渇き。』が…

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(上段)役所広司&中谷美紀/(下段)新星女優・小松菜奈/『渇き。』-(C) 2014「渇き。」製作委員会
(上段)役所広司&中谷美紀/(下段)新星女優・小松菜奈/『渇き。』-(C) 2014「渇き。」製作委員会
  • (上段)役所広司&中谷美紀/(下段)新星女優・小松菜奈/『渇き。』-(C) 2014「渇き。」製作委員会
  • 役所広司&小松菜々&中島哲也監督/映画『渇き。』舞台挨拶
  • 『渇き。』新人・小松菜奈
  • 『渇き。』主演・役所広司 photo by KAZUTO SUETAKE
『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』『告白』…その斬新なテーマで観る者の感覚を麻痺させてきた鬼才・中島哲也監督。そんな彼が、役所広司と新星女優・小松菜奈を迎えて贈る、最新作『渇き。』が遂に7月4日(金)に公開されることが決定した。

原作は第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」(宝島社刊)。現在と3年前の過激&ディープな出来事が同時並行で交錯し、その内容から映像不可能と言われ、監督自身「悪夢のような原作」と語る濃厚な小説だ。

元刑事のロクデナシ親父・藤島(役所広司)に離婚した元妻から連絡が入った。成績優秀に加え、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したという。

自分のせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。しかし娘の交友関係を辿り行く先々で、語られるのは藤島の“知らない加奈子”の姿。想像を超えて肥大し、踏み入れるほどに見失う娘の正体。やがて藤島の激情は、果てしない暴走を始め…。

映画史上最低のロクデナシ親父・藤島役には、ひさびさの汚れ役を演じる役所広司。驚異のテンションで大暴走を繰り広げる。失踪を遂げた美しき優等生の娘・加奈子役には、中島監督がオーディションで見初めたというモデル出身の新星女優・小松菜奈。フレッシュな透明感と妖しさが同居する絶妙のバランスで、天使なのか? 悪魔なのか? という難役を演じている。

そのほかにも豪華なキャスト陣が名を連ねる。藤島の元部下である刑事・浅井役に妻夫木聡。浅井と同じ署に勤める刑事・愛川役にオダギリジョー。加奈子の中学時代の不良少女の遠藤役に、二階堂ふみ。加奈子の高校の友人・森下役に橋本愛。そして加奈子の中学の担任・東役に中谷美紀。さらに清水尋也、國村隼、黒沢あすか、青木崇高など、激走する“中島ワールド”には若手~ベテランまで個性派・実力派の面々がずらり。

中島監督は、「衝撃作であるとか、問題作であるってことを超えて、みんなに観て頂けるエンタテインメント作品として作り上げられる手応えを感じております」と手応えを語るが、“劇薬エンタテインメント”として掲げられた本作がどれほどの破壊力に仕上がっているのか、期待は高まるばかりだ。

『渇き。』は7月4日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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