“独自に進化した、日本ならではのスゴイこと”を学ぶテレビ朝日のローカル番組『これぞ！ニッポン流！』が、10月からゴールデンタイムに進出し、爆笑問題とウエンツ瑛士をレギュラーMCに迎え、新番組『世界が驚いたニッポン！ スゴ～イデスネ!!視察団』として、土曜19時台で新たにスタートすることがわかった。このゴールデン進出に伴い、視点もリニューアル。以前は外国人が抱いた疑問などを入り口に、日本人側の視点から“日本のスゴさ”に迫ってきたが、『スゴ～イデスネ視察団』では毎回テーマに沿った外国人専門家集団を日本に招き、さまざまな場所や人を視察してもらう。その中で、彼らが思わず「ニッポン、スゴ～イデスネ！」と言ってしまった“母国と大きく異なる、日本のスゴさを感じること”をVTRで詳しく紹介していく。外国人の視点だからこそ、さらに浮き彫りになる日本のスゴさ、そして海外との違いから、日本人でも知らなかった“日本の素晴らしさと独自性”を新発見できる番組となっている。また、スタジオでは爆笑問題とウエンツ瑛士、そして数人のゲストで構成される日本人出演者と、外国人出演者たちが視察内容を受け、縦横無尽にトークを展開する。新番組スタートについて、爆笑問題の太田は、「『これぞ！ニッポン流！』でMCをやった時に、スタジオの外国人の皆さんが口々に“日本のここがスゴイ！”と言ってくれて嬉しい反面、日本人の僕としては“え？ でも、その部分は実は結構厄介だよ”と思うようなこともあったんですよ。どう考えても、日本だけがスゴイわけじゃないし、外国がスゴイ部分もたくさんある。あと、例えば外国人は日本の畳がいいと言うけど、日本人はイタリアの家具に憧れたりするように、感覚の違いというのもあるじゃないですか。『視察団』ではそういう部分も紹介していけたらいいな、と思うので、僕もスタジオでは外国人の皆さんにガンガン突っ込んでいくつもりです。外国人の皆さんと日本人ゲストも含め、みんなで喧々諤々とやりながら、トークが盛り上がればいいな、と思います」とコメント。また、番組でぜひ視察してほしいものはという質問には、「“日本のオモチャ”や“日本の花火”。この2つは海外の方からの評価もすごく高いけど、実際にどう違うのか、気になるんですよ」と語り、「今回は、田中とウエンツが純粋なMC的役割を担い、僕は日本人代表というフリーな立ち位置。日本人を背負う“新しい僕”をぜひ楽しみにしていてください！ 2020年になってもこの番組が続いていて、東京オリンピックの開会式に僕ら3人（太田、田中、ウエンツ）で出ることを目標に（笑）、僕自身も楽しみながら番組に参加していきます」と意気込みを語った。一方、相方の田中は、他の番組との違いについて、「外国人の専門家が視察団として来日するところ。それによって、日本に住んでる外国人の方はもはや驚かなかったり、気づかなくなっている“日本のスゴイこと”も新発見できると思うんです。しかも、専門家の方々ならではの見方も加わるので、そこでもまた目の付けどころが違ったりするかもしれない！ 日本人である僕たちにはどんな新発見があるのか想像がつかないので、すごく楽しみなんです」と。そして個人的には、日本のお菓子を視察してもらいたいと語る田中。「僕はコンビニで買えるスナック菓子なども含め、日本のお菓子が世界でいちばん美味しいと思ってるんですよ！ なので、自分の国こそお菓子の本場だと思っている国の専門家たちが、製造過程を見学したり、試食した時にどう思うのかを知りたいですね。あと、外国人の方がよく買っていく“日本の洋服”が、実際どうスゴイのかも気になる！ 扱いたいテーマを挙げたら、もうキリがないです」と話していた。そんな太田、田中と一緒に番組を盛り上げていくウエンツは、「テーマによっては、今の日本人が失っているものにも気づけたりするんです。僕の父親はアメリカ人なので、一戸建てを建てたものの湯船はないし（笑）、純和風の家でもなかったんですよ。なので、『これぞ！ニッポン流！』に出演した時に改めて伝統的な日本家屋というものを知って、すごくいいなって思ったんです」と。そして、ウエンツの視察してもらいたいところはというと、「“日本のテレビ局”。番組の作り方や、プロデューサーさんがどれだけうるさいか（笑）を海外と比較したり、カメラマンさんの技術対決をしたりしてほしいです。食べ物の撮り方ひとつをとっても、日本はスゴいんじゃないかなって思うんですよ。あと、通販番組の比較にも興味がありますね」と挙げ、最後に「ぜひ家族そろって、楽しく観ていただきたいです。あと、日本のスゴさはもちろん、僕らMC3人の掛け合いも楽しみにしてほしいな、と思います」とアピールした。■『世界が驚いたニッポン！スゴ～イデスネ!!視察団』2014年10月スタート！（テレビ朝日系列）毎週土曜18:56～19:54
