TBSの4月期の番組改編で、「水戸黄門」「ハンチョウ」シリーズなど長年にわたりドラマを放送してきた月曜20時台がバラエティ枠となり、ドラマの数が現行の「5」から「4」となる。これに関して、3月10日(火)に行なわれた会見で改めて説明がなされた。TBSは今年、開局60周年のメモリアルイヤーを迎えるが60年の歴史の中で、月曜日の20時台は開局時の一時期をのぞき、ほぼずっとドラマが放送されており、ドラマ以外が放送されるのは59年ぶりとなる。長きにわたって「水戸黄門」が放送され愛され続けてきたほか、2009年には「ハンチョウ~神南署安積班~」が放送されシリーズを重ねた。だが同作がシーズン6「ハンチョウ~警視庁安積班~」で平均視聴率10.9%を記録したのを最後に、その後はひとケタで推移。2013年4月からは「月曜ミステリーシアター」と銘打って、ミステリードラマを放送し「ペテロの葬列」など、作品の質に関しては高評価を得ていたが、伊佐野英樹編成部長は「数字がなかなか付いてこなかった。質の高いサスペンスを放送するには月曜日の夜8時は少し時間が早い」と分析。ドラマからバラエティへと転換を図ることになったと説明した。この月曜8時のドラマ枠の消滅により、TBSの4月期のドラマは4作品となる。火曜22時の「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」はセレブ御用達の名門幼稚園に子どもを預けることになったバツイチのシングルマザーがストレートに自分の思いをぶつけ、周りを少しずつ変えていくという痛快なヒューマンドラマ。女たちのドロドロした怨念なども描かれる一方でコメディタッチで共感しやすい内容になっているという。木村文乃が連続ドラマ初主演を務めるのに加え、長谷川京子、安達祐実、檀れいらがセレブママを演じているのも注目。木曜21時の「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」は警視庁組織犯罪対策部(いわゆるマル暴)実際に存在する「暴力団離脱者相談電話」(通称:足抜けコール)を描いた警察ドラマ。大島優子の連続ドラマ初主演、「ケイゾク」「SPEC」の植田博樹プロデューサー×堤幸彦監督コンビということで、こちらも注目を集めそうだ。金曜22時は、山下智久を主演、脚本監修に野島伸司を迎えダニエル・キイスの名作「アルジャーノンに花束を」をドラマ化。知的障害を抱える主人公が知的向上の手術を受けることで彼自身はもちろん、周囲も変化していくさまが描かれる。栗山千明、窪田正孝、工藤阿須加、菊池風磨(Sexy Zone)などが共演陣に名を連ねる。そして4枠のドラマの中で唯一「60周年特別企画」と銘打たれているのが日曜21時の日曜劇場で放送となる「天皇の料理番」。直木賞作家・杉森久英の原作のドラマ化で大正、昭和と宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵の人生を描く。主演に佐藤健、共演には黒木華、小林薫、鈴木亮平、伊藤英明ら実力派が揃っており、重厚なドラマが期待される。
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