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【特別映像】『マッドマックス』砂漠を支配する“MAD”なラスボスに注目!

ジョージ・ミラー監督の母国であるオーストラリアを始め40ヶ国以上でNo.1に輝いた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。

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イモータン・ジョー/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』-(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
イモータン・ジョー/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』-(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
  • イモータン・ジョー/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』-(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
  • イモータン・ジョー/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』-(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
  • イモータン・ジョー/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』-(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
  • 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
  • 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
  • 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
  • ニコラス・ホルト/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 -(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
  • トム・ハーディ/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 -(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
ジョージ・ミラー監督の母国であるオーストラリアを始め、40か国以上でNo.1に輝いた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。新生マックスを演じたトム・ハーディの寡黙な魅力、フュリオサ役のシャーリーズ・セロンの身体を張った熱演、ニュークス役のニコラス・ホルトの怪演とともに、大ヒットの要因に挙げられているのが、ヒュー・キース・バーン演じる悪役イモータン・ジョーだ。この邪悪な“ラスボス”にフィーチャーした特別映像が公開された。

石油も、水も尽きかけたMADな世界を舞台に、息つく暇は微塵もない、ノンストップ、ハイスピードの二輪、四輪が入り乱れる驚愕のカーバトルが見る者に異常なまでの興奮を巻き起こす本作。そんな世界で、凶悪度MAX&MADな毒を放つ、強烈な悪役がジョーだ。

水を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーは、人々を震え上がらせる荒野の独裁者。だが、大気汚染によって身体はダメージを受け、呼吸のためのマスクを手放せない。全身を発疹が覆い、スケルトンの鎧でプロテクトしている。自分を神と崇めるよう、短命なウォー・ボーイズを洗脳し、意のままに操る邪悪な存在だ。



そんなジョーについて、「自分を神だと考え、逆らう者を平然と殺す」とキースは語る。また、ミラー監督は「荒野で最も貴重な資源を支配する」と大量の水を民に与えるシーンと共に解説。水こそが彼の権力の源であり、ほかにも「繁殖システム、血液バンク、母乳、水栽培…、ジョーがすべて独占している」とキースが続け、人類存続のために作られたシステムが彼の手中にあることが分かる。

彼の権力が顕著に現れているのは、ジョーの車だ。「ジョーの車(ギガホース)は、権力を誇示するように2台重ねなんだ。1959年式キャデラック・ドゥビルだ」と語る美術のコリン・ギブソン。砂漠の中、砂まみれで疾走するシーンは思わず声が出てしまいそうな興奮がわき上がってくる。

「彼に仕えるウォー・ボーイズは、絶対の服従を示す」と手を三角にしてミラー監督が服従のポーズを取り、「ジョーは自分たちのために死から蘇った神と信じ、ウォー・ボーイズは命を捧げる」とキースがその様子を語る。

そして、「老いた彼は後継者が必要なんだ。だから5人の妻がいる」と、マックスとフュリオサが救う5人の美女たちの争奪戦に言及する監督。かつて『マッドマックス』('79)で敵役を演じ、今回再び参戦したキースも、「彼は美しい妻たちに、子を産ませたいんだ。イカれてる。すごいよ」とそのMADぶりに太鼓判を押す。

トコトン悪役、最凶の支配者イモータン・ジョーの絶叫と容赦なき追走が、ストーリーをさらに加速させていく。MAD大全開の悪役イモータン・ジョーの、凶悪だが、どこか惹かれる映像をここから確かめてみて。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D 公開。
《text:cinemacafe.net》

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