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今年の“自分探し”はひたすら歩く旅…驚きと感動の“実話”旅映画、2作連続公開

オスカー女優のリース・ウィザースプーンを主演に迎え、『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督が贈る『わたしに会うまでの1600キロ』。そして、『アリス・イン・ワンダーランド』『イノセント・ガーデン』のミア・ワシコウスカ

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『わたしに会うまでの1600キロ』(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
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  • リース・ウィザースプーン主演『わたしに会うまでの1600キロ』ポスタービジュアル ー(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
  • 『奇跡の2000マイル』 - (C) 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTHAUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
オスカー女優のリース・ウィザースプーンを主演に迎え、『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督が贈る『わたしに会うまでの1600キロ』。そして、『アリス・イン・ワンダーランド』『イノセント・ガーデン』のミア・ワシコウスカと『英国王のスピーチ』の製作陣が組んだ『奇跡の2000マイル』

この夏、2人の実力派女優が主演する、実在の女性たちが自ら選んだ過酷な旅を追体験できる映画が、奇しくも2カ月連続で公開される。きっと、新しい一歩を踏みだしたくなる、強く美しい女性たちの“ひたすら歩く”旅に迫った。

『わたしに会うまでの1600キロ』は、近年プロデューサーとしての活躍も目覚ましいオスカー女優のリース・ウィザースプーンが、未知なるドラマにあふれた冒険を体当たりで再現した感動作。彼女の最愛の母親を『インランド・エンパイア』のローラ・ダーンが演じ、本年度アカデミー賞で「主演女優賞」「助演女優賞」のWノミネートを果たした。

気軽な山歩きすら経験ないくせに、アメリカ西海岸を南北に縦断するパシフィック・クレスト・トレイルという1,600キロの山道と砂漠を歩く、そんな無謀な旅を始めたシェリル。スタートしてすぐに「バカなことをした」と後悔するも、詰め込みすぎたバックパックにふらつき、テント設営や食事もままならない。なぜ、彼女は歩いたのか? 彼女の旅路と物語と共に明かされるのは、愛する人を失った悲しみからのどん底の日々だった…。

原作は、“人生のリセット”のために1,600キロの荒野を歩ききったシェリル・ストレイドのベストセラー自伝。美しくも厳しい大自然のなかで、彼女が本当の自分と出会うまでを描き、観る者にどんな逆境の中でも前に進むパワーを与えてくれる。「何度もやめようと思った…」完璧でない彼女の言葉には共感し、勇気をもらえるはずだ。

また、『奇跡の2000マイル』は、オーストラリア出身の若き実力派女優ミア・ワシコウスカが、雄大で荒々しく神秘的なまでに美しいオーストラリア中央部の砂漠地帯を踏破し、インド洋へと向かった2000マイル(3000キロ)を描く。

1975年、日常に居場所を見失った24歳の女性ロビンが、友人や都会の生活、自分の気を散らすものをすべて断ち切り、自分を変えるために選んだのは、なんとラクダを調教し、愛犬とともに広大な砂漠を横断する旅だった。潔癖なまでに人との関わりを排除し、自由を手に入れるために大自然に身を置くが、決して逆らうことのできない世界を思い知り、やがて一生の宝物となるような出会いと経験を重ねていく。こちらも原作は、ロビン・デヴィッドソンが記したベストセラーの回顧録だ。

たった1人で旅に出て、自分を見つめなおす女性たちの感動の実話の2作。この夏、彼女たちの勇気をスクリーンで見つめてみて。

『わたしに会うまでの1600キロ』は8月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

『奇跡の2000マイル』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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