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本田望結・主演『ポプラの秋』、“日本好き”モントリオール映画祭に正式招待決定

浅野忠信×深津絵里主演で映画化された『岸辺の旅』が、第68回カンヌ映画祭ある視点部門で「監督賞」(黒沢清)を受賞したことも記憶に新しい湯本香樹実によるロングセラー小説

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『ポプラの秋』 - (C) 2015『ポプラの秋』製作委員会
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  • 『ポプラの秋』主題歌を担当する持田香織
浅野忠信×深津絵里主演で映画化された『岸辺の旅』が、第68回カンヌ映画祭ある視点部門で「監督賞」(黒沢清)を受賞したことも記憶に新しい湯本香樹実によるロングセラー小説の映画化『ポプラの秋』。このほど、、8月27日から9月7日までカナダ・モントリオールにて開催される、6月に行われた第18回上海国際映画祭に続き、日本映画にも馴染みの深い第39回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式招待されることになった。

本作は、大好きだった父を失い、傷づいた心を抱えてポプラ荘に引っ越してきた8歳の少女・千秋(本田望結)が、“天国に手紙を届けることができる”という大家のおばあさん(中村玉緒)に出会い、次第に心癒されていく物語。

主人公の少女・千秋を演じるのは、ドラマ「家政婦のミタ」でブレイクし、フィギュアスケ―トの才能でも注目を集める本田望結。ポプラ荘の大家のおばあさんには、映画出演100作以上のベテラン、中村玉緒。監督は、『瀬戸内海賊物語』(’14)で少女たちの冒険をいきいきと描いた新鋭の大森研一が務めている。

本作が海外映画祭に正式招待されるのは、先日の上海に続いて2度目。モントリオール世界映画祭は、毎年、8月下旬から9月初頭にかけてカナダのモントリオールで開催される北米最大規模の国際映画祭。アカデミー賞の前哨戦としても注目されている。2008年にはアカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した『おくりびと』が「最優秀作品賞」を受賞し、10年には『悪人』で深津絵里が「最優秀女優賞」を、11年は『わが母の記』が「審査員特別賞グランプリ」を、そして昨年は『ふしぎな岬の物語』が「審査員特別賞グランプリ」と「エキュメニカル審査委員賞」の2冠、さらに『そこのみにて光輝く』が「最優秀監督賞」を獲得したことでも話題となった。

本作で映画初主演を果たした本田さんは、この一報に「うれしい! 日本ではなくカナダの方に『ポプラの秋』を見ていただいて気持ちが伝わればいいと思います」と喜びのコメント。また、大森監督も「手紙が繋ぐ心の物語を共有して貰えると嬉しいです!」と、普遍的な本作のテーマを話している。

原作者の湯本香樹実は、映画化や舞台化された「夏の庭―The Friends」「岸辺の旅」などの作品で知られており、本作の原作も、1997年に発表されて以来、アジアのみならず、アメリカ、ヨーロッパなど世界10ヶ国で翻訳・出版され、言葉や文化の壁を越えて愛されている。

好奇心にあふれた子ども時代だからこそ、いっそう興味深く感じる生と死。小京都と称される美しい飛騨高山で撮影された本作には、その古き良き街並みの中に万国共通の大切な思いが根づいているはずだ。

『ポプラの秋』は9月、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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