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ロバート・ゼメキス、1985年から“未来”に滞在中のドクとマーティにメッセージ!

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』2作目で主人公のマーティとドクが1985年から訪れる30年後の“未来”の日である2015年10月21日(水)、シリーズの生みの親であり、最新映画『ザ・ウォーク』を携え来日中のロバート・ゼメキス監督が記者会見を行った。

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ロバート・ゼメキス監督/『ザ・ウォーク』記者会見
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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』2作目で主人公のマーティとドクが1985年から訪れる30年後の“未来”の日である2015年10月21日(水)、シリーズの生みの親であり、最新映画『ザ・ウォーク』を携え来日中のロバート・ゼメキス監督が記者会見を行った。

『ザ・ウォーク』はジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎え、1974年にニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーを1本のワイヤーでつなぎ、安全帯などを全くつけずにワイヤーを渡ったフランスの実在のアーティスト、フィリップ・プティの姿を描いている。

第28回東京国際映画祭のオープニング作品として本作が上映されることからゼメキス監督の来日が実現したが、この“未来の日”を迎え監督は「いま、ここにこうしていられることを幸せに思います」と語り、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』第1作が公開された1985年からの30年という月日について「あっという間だったね」と感想を漏らした。

この日、30年前からタイムマシン“デロリアン”に乗ってやってきているはずのマーティとドクにメッセージを求められると「時空をいじるなと言いたい」と語り、改めて同シリーズのさらなる続編の可能性については「ありません。3部作で完成している作品ですので、このままの形で残したいと思います」と否定した。

『ザ・ウォーク』は監督にとって、実在の人物、実際の起きた出来事を描く初めての機会となったが「何よりもまず、彼(=プティ)のキャラクターに惹かれました」と語る。その主人公を演じ、実際にプティに指導を仰ぎ、ワイヤーの上を歩くシーンの撮影にも挑んだ、ジョセフ・ゴードン=レヴィットについては「素晴らしい俳優であり、肉体を上手に使いこなす術を持っています。最初、(空中闊歩のシーンは)VFXを使ってもいいかと思ってたんですが、彼の方から『やりたい』と言ってくれたんです」と明かした。

本作のラストの驚愕の映像を含め、これまで、最新の映画技術を駆使して凄まじい映像を作品の中に残してきたゼメキス監督だが、自身の映画作りについて「映画のために使えるツールを楽しんで駆使しているだけですよ。最初に『この技術を使おう』と考えるのではなく、この映像を撮るために何が必要か? と考えて『じゃあ、この技術を使ってみよう』となるわけです」と説明し、映画は映像技術以前にあくまで「物語とキャラクター」であるとも。「この先も映画を作り続けたいと思ってます」と60代を迎えても、30年前と変わらぬ映画への情熱を口にした。

『ザ・ウォーク』は2016年1月23日(土)より公開。
《シネマカフェ編集部》

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