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野村周平×賀来賢人、ひと夏の“アブナイ”友情描く!?「森山中教習所」映画化

ドラマ「恋仲」をはじめ『ライチ☆光クラブ』『ちはやふる』などが控える大活躍の野村周平と、「花子とアン」「Nのために」などで人気を博した賀来賢人が、初共演でW主演。新進気鋭の漫画家・真造圭伍による人気

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野村周平×賀来賢人/『森山中教習所』 (C)真造圭伍/小学館
野村周平×賀来賢人/『森山中教習所』 (C)真造圭伍/小学館
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ドラマ「恋仲」をはじめ『ライチ☆光クラブ』『ちはやふる』などが控え、今年大活躍の野村周平と、「花子とアン」「Nのために」などで人気を博した賀来賢人が、初共演でW主演。新進気鋭の漫画家・真造圭伍による人気コミックの映画化『森山中教習所』がクランクアップとなり、野村さん、賀来さんからコメントが到着した。

マイペースでテキトーで愛想はいいけど、周囲に関心がなさそうな大学生・佐藤清高(野村周平)は、同級生の松田(岸井ゆきの)をフッた夏休みのある日、免許を取ろうと思い立つ。同じころ、いつもポーカーフェイスでクールな轟木(賀来賢人)も中島組の組長(光石研)から免許取得を命じられ、2人はあり得ない出会いをする。轟木が無免許運転で、清高を車でひいてしまったのだ。事件抹消のため、そのまま組の車に引きずり込まれた清高が連れていかれた先は、非公認教習所だった。

そこは、木造校舎の古い廃校を自宅代わりに住んでいる上原家が経営する森山教習所。そこで判明したのは、実は彼らは高校の同級生であったこと。教習官はバツイチ子持ちのサキ(麻生久美子)と愛想のないばあちゃん(根岸季衣)と酔っぱらいのじいちゃん(ダンカン)、家族経営の教習所はすごくテキトーなのに、どこか温かい。教習の合間は昆虫採集、夜は調理室で焼き肉しながら酒を飲む日々に、清高はサキに恋心を抱きはじめる。そのまま緩やかに、ちょっと甘酸っぱいひと夏が終わると思っていたが――。

原作は、「ピンポン」や「鉄コン筋クリート」の松本大洋の再来といわれ、2012年に「ぼくらのフンカ祭」が文化庁メディア芸術祭漫画部門「新人賞」を受賞した真造圭伍が、2009年から週刊スピリッツにて連載する同名人気コミック。いま最も輝く若手俳優、野村さんと賀来さんの初競演で、不思議な教習所で繰り広げられるユルめなテンションな登場人物たちのシュールで可笑しな日常を描いていく。監督を務めるのは、『ソフトボーイ』(’10)で賀来さんとタッグを組み、「マジすか学園」『花宵道中』『海のふた』と様々なジャンルの映画を独特のセンスで演出する豊島圭介。

2人の俳優の起用理由についてプロデューサーは、「野村周平さん演じる清高というキャラクターは、マイペースで天然!? と見せつつ、実は色々と感じて考えている、という塩梅の難しい役柄だが、野村さんの持つ、感度の高さや物怖じしない勢いという要素が化学変化を産みだしてくれると確信できた」とコメント。さらに、初ヤクザ役という賀来賢人は、「『ソフトボーイ』という映画で演じてもらった役柄が破天荒で憎めない天才キャラクターだったのですが、その際に実は垣間見えていた賀来さん特有の不器用さとか影のようなものが轟木という役柄にハマると考えたから」と語る。

妙に前向きで子どものようにフリーダムな清高と、諸事情から高校を中退しヤクザの道へ足を踏み入れた轟木。生き方も境遇も正反対の2人が、キャラ者ばかりが集まる教習所で再会し、ひと夏を過ごす。そこに事件が起きないはずがない。夏と車と友達と恋が、2人をどう変えていくのか変えるのか!? 続報に期待していて。

<以下、コメント>

■野村周平(佐藤清高役)
今回、映画「森山中教習所」の佐藤清高役を演じさせていただくことになりました。大人気コミックの人気キャラクターを演じさせていただけて、大変光栄に思っております。個性豊かなキャラクターのおりなす独特の空気感が伝わる映画になっています。現場も、すごく楽しく、本当に森山中教習所に通っているのではないかと錯覚してしまうほど、リアルな環境でした。皆さんの期待を裏切らない映画になっていますので、皆様、是非映画館に足を運んでください。

■賀来賢人(轟木役)
「森山中教習所」の実写映画化に、映画『ソフトボーイ』でお仕事させていただいた豊島圭介監督とふたたび、ご一緒出来ることを、緊張しながらもとても嬉しく思います。轟木という男は抱えているものが多く、感情を出さない人間です。彼の成長を演じることは役者としてやりがいを感じています。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと濃密で充実した現場を過ごすことが出来ました。完成を楽しみにしていて下さい。

■豊島圭介監督
可笑しくてせつない青春マンガの傑作「森山中教習所」を映画化するチャンスをいただきました。ありがとうございます! 最高に面白い俳優たちにも集まってもらいました。ありがとうございます! 原作の素敵なキャラクターたちを、無茶苦茶、才能ある俳優たちが自由に演じる。それを必死にとらえていこうと。それが今回の狙いですよ!

■原作者 真造圭伍 
映画は多くのひとが関わってお金もたくさんかかるので、自分なんかの漫画でほんとにいいのかなと申し訳ないような気持ちでいっぱいです。でも今はこれを糧に頑張れるというか、素直に仕上がりが楽しみです。また、これを期に漫画の方も読んでくださる方がひとりでも増えますように。

『森山中教習所』は2016年、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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