※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ヘレン・ミレン、「大きな挑戦をした」実在の女性を熱演!『黄金のアデーレ』絶賛の声続々

『クィーン』でアカデミー賞を受賞し、英国女王からは“デイム”の称号を受けたヘレン・ミレン主演で“オーストリアのモナリザ”といわれる名画に秘められた真実の物語を描く

映画 洋画ニュース
注目記事
ヘレン・ミレン/『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
ヘレン・ミレン/『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
  • ヘレン・ミレン/『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
  • ヘレン・ミレン/『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
  • 『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
  • ライアン・レイノルズ/『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
  • 『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
  • 『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
  • 『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
  • 『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
『クィーン』でアカデミー賞を受賞し、英国女王からは“デイム”の称号を受けたヘレン・ミレン主演で“オーストリアのモナリザ”といわれる名画に秘められた真実の物語を描く『黄金のアデーレ 名画の帰還』。このほど、実在の女性を演じたヘレンの役作りとともに、そんな彼女の熱演に共鳴を受けた各界の著名人からコメントが到着した。

20世紀が終わる頃、ある裁判のニュースが世界を仰天させる。アメリカに暮らす一人の女性がオーストリア“政府”を訴えたのだ。それは、何年も美術館に飾られている黄金に輝くクリムトの名画<アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I>を「私に返してください」という驚きの要求だった――。

ヘレンが演じたマリアは、94歳で亡くなるその日まで、悪しき因習を打破し、権力に立ち向かう不屈の精神を持ち続けた。劇中では、第二次世界大戦中、ナチスにその絵を含むすべてを略奪されてから30年後、決死の覚悟で立ち上がり、政府相手に立ち向かう彼女の姿とそれまでの波乱万丈な人生が描かれている。

ヘレンは最初に脚本を読んだとき、「いままで全く知らず、読んだこともなかった物語にとても魅了されたわ。実話であり、一人の女性と一人の若い男性の不屈の精神についての素晴らしい物語よ。彼ら二人とも法律や美術についての専門的な知識を持ち合わせていたわけでもないのに、大きな挑戦をしたの。マリア・アルトマンは、彼女自身の過去や家族と関わるとても深くて感情的な理由があって名画返還の訴訟を引き起こしたの。だからこそ、とても美しい物語だと思ったわ」と語る。

ヘレンがいう若い男性とは、ライアン・レイノルズが演じる駆けだしの弁護士ランディ・シェーンベルク。誰しもが“不可能”と決めつけてかかったこの裁判に、マリアとともに一世一代の闘いに挑んだ。

ヘレンは、実在の人物を演じるにあたり、まずは髪の毛の色、目の色など外見にこだわり、目の色をこげ茶にするためにカラー・コンタクトレンズを使用したという。さらには「立ち姿や手振り身振り、声の出し方など、本人を特徴づける全ての要素が重要」とも語る。特にヘレンが最も重要だと話すのは、「外からは見えない心の内側」だという。

「その人物の心の探求が一番重要だと思うわ。その人物がどういった人物かを発見することね。その作業と並行して、自分は“ある人物の肖像画を描く画家”であるかのような視点を育まなければならないわ。最終的に、自分は別の人物に完全になることはできないのだから。自分がなれるのは、ただ、自分の審美観を通して理解したその人物の化身にすぎないの。実在の人物を演じる際は、自分のことをそうやって肖像画を描く画家だと思うようにしているわ」と明かし、彼女の役作りの極意を本作になぞらえる。

そんなオスカー賞女優が描き出したマリアには、各界の著名人から共鳴する声が到着している。あなたも、1人の女性が臨んだ“大切な挑戦”を劇場で確かめてみて。

<著名人 コメント>
■佐伯チズ(美容家)
“名画の帰還”。裁判の結果に思わず喜びの拍手をしていました。クリムトの名画、憂いを秘めた微笑み、黄金のドレスの貴婦人に、こんなに悲しく切ない“ナチス”の過去が隠されていたとは…。本物の絵を近くで見たくなりました。国を相手の裁判でも家族を思う絆、愛、自分を信じる強さで乗り越えた。過去にも負けない力、あきらめない心は本当に凄い!! 絵画を見る目を変え、秘められた内なるものから人として生き方を教えられる素晴らしい映画です。

■山田五郎(評論家)
祖国とは、民族とは、言語とは、そして絵画とはいったい何なのか? 人はなぜすべてを忘れ、あるいは忘れられないのか? 痛切に考えさせられる作品だ。

■高見恭子(タレント/文筆家)
どんなに無理やりに強奪したとしても、気高い気品と誇りは誰にも奪えない。クリムトの美しい絵画のように。ヘレン・ミレンのエレガントなファッションも必見!

■千住博(画家)
アデーレの瞳は哀しくも美しい。そこに浮かぶのは、大戦をはさんで見つめ続けた宿世の光景だ。「黄金のアデーレ」からは翻弄された人々の生命の輝きがあふれている。

■辰巳琢郎(俳優)
人は必ず忘れ、いつか死にゆく。さればこそ、永遠の命をもつものに憧れる。また一つ、永遠を獲得した映画が誕生した!

『黄金のアデーレ 名画の帰還』は11月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

【注目の記事】[PR]
page top