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【予告編】ヘレン・ミレン、“家族”を取り戻す…『黄金のアデーレ』

アカデミー賞女優ヘレン・ミレンが実在の女性を演じる主演最新作映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』。クリムトが描いた名画をめぐる…

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『黄金のアデーレ 名画の帰還』(c)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES(WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015
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アカデミー賞女優ヘレン・ミレンが実在の女性を演じる主演最新作映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』。クリムトが描いた名画をめぐる実語を描いた本作から、胸を打つ予告編が解禁となった。

アメリカで暮らすマリア(ヘレン・ミレン)の唯一の形見。それは、オーストリアが生んだ有名画家グスタフ・クリムトが描いた彼女の伯母アデーレの肖像画、通称「黄金のアデーレ」だった。かつてナチスに奪われたその名画は、数奇な運命を辿り、ウィーンのベルベデーレ美術館に展示され、オーストリアの“モナリザ”として国民から愛されていた。

だが、マリアはその絵を取り戻すため、オーストリア政府を訴える。そんな彼女の覚悟に心動かされた駆けだし弁護士のランディ(ライアン・レイノルズ)とともに、一度捨てたはずの故郷ウィーンに舞い戻るマリア。名画とともに奪われた、家族や友人との美しい日々を思い出しながら…。

「接吻」と並んで世界的に知られるクリムトの代表作に秘められた真実の物語を、『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティスがメガホンを取り、映画化した本作。

実在の女性マリア・アルトマンを演じるのは、『クィーン』でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞し、英国女王から“デイム”の称号を授与された名優ヘレン・ミレン。いつも元気で頑固、おちゃめな毒舌とユーモアが冴えるマリアを軽快に演じながら、そんな彼女が故郷を捨てた際に、心の奥深くに封印した怒りや慟哭までも繊細に表現する。

また、マリアとともにオーストリア政府に立ち向かった駆け出し弁護士のランディ役を務めるのは、この秋、ぶっ飛んだポップスリラー『ハッピーボイス・キラー』、名匠アトム・エゴヤン監督のサスペンス『白い沈黙』と主演作が相次ぐライアン・レイノルズ。さらに、オーストリアでマリアを迎えるジャーナリストを『天使が消えた街』『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュールが演じている。

予告編では、ヘレン演じるマリアが、家族の唯一の形見である「黄金のアデーレ」への思いを明かし、かつて封印した過去を取り戻すため、祖国を相手に正義を貫くさまが映し出される。つらい過去と向き合いながらも、確固たる信念を持ち、常に明るく前向きでジョークを欠かさないキュートな82歳のマリアと、最初は頼りないながらもマリアや自身のために真相を追究していく、ライアン演じる弁護士ランディとの見事なタッグも見どころだ。


「みなさんには国を代表するクリムトの名画でも、私には大切な家族の唯一の形見」と訴える、ヘレン演じるマリアの希望の物語を、この映像から確かめてみて。

『黄金のアデーレ 名画の帰還』は11月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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