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被災した行定勲監督、熊本の現状を明かす「ストレスに陥っている」

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2016」の特別記者会見が19日(火)日本外国特派員協会で…

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米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2016」の特別記者会見が19日(火)日本外国特派員協会で行われ、レスリー・キー、行定勲監督、LiLiCo、別所哲也が出席した。

故郷・熊本市で被災し、今朝帰京した行定監督は「皆さんの沢山の声が届いています。ありがたい言葉を頂いたことに感謝したい」としながら「現地の人たちは余震が怖くて、家に帰れない状態にある。僕自身、東京に戻ってきて風が吹いてビルがきしむだけで、身構えてしまう。こういったストレスに皆が陥っている」と、実体験を交えて被災地の人々の状況を代弁。

続けて「熊本城も被災して復旧まで20年かかると言われているけれど、傷んでしまった部分を修復するまで、復興や美しい熊本を取り戻そうという気持ちでいっぱい。自分はいまどうするべきか、そして現地で復興活動する方々に対して我々がどのように支援するべきかを考えている。もし知恵があれば貸してほしい」と呼びかけた。また現地入りしている熊本県出身の俳優・高良健吾とは共に給水活動を行ったといい「彼は凄く熊本愛に溢れている人間。いてもたってもいられなかったんだと思う。彼は水が必要なところを確実に自分でルートを見つけていたので、迷惑のかからないように夜中に現地入りしてきた。今日も熊本のどこかで水を運んでいるはず」と明かした。

一方、LiLiCoさんは2011年3月11日の東日本大震災をふり返り「震災当時、バラエティ番組に出演するのは早いかな? と思ったけれど、被災地の方から“いつものLiLiCoさんでありがとう”などのメールやFAXをもらった。まだまだ大変なときだとは思うけれど、元気を送りたい」と自らのタレントとしての使命を口にした。

第18回目の開催となる今回は、世界各国から6千本以上の応募があり、その中から厳選された200作品を7つの部門とそのほかの特別プログラム内で上映する。特別上映作品としては、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ&ロバート・デ・ニーロ&ブラット・ピットが本人役で出演する『オーディション』、ブリ―・ラーソンが共同監督・出演する『オモイ想い』などが本邦初公開される。

「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016」は、表参道ヒルズ スペース オー、ブリリア ショートショートシアターほかで、6月2日(木)から6月26日(日)まで開催。
《text:cinemacafe.net》

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