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『アーロと少年』はこうして生まれた!貴重なコンセプト・アートを入手

ピクサー・アニメーション・スタジオ創立30周年という記念の年に誕生した、恐竜と少年の心温まる友情と冒険を描いた長編アニメーション映画『アーロと少年』。このたび、MovieNEX発売を目前に控えた本作から

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『アーロと少年』(C) 2016 Disney/Pixar
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ピクサー・アニメーション・スタジオ創立30周年という記念の年に誕生した、恐竜と少年の心温まる友情と冒険を描いた長編アニメーション映画『アーロと少年』。このたび、MovieNEX発売を目前に控えた本作から、貴重なコンセプト・アートがシネマカフェに先行で到着した。

“もしも、地球に隕石が衝突しなかったら…?”そんな架空の世界を舞台にした物語の主人公は、甘えん坊で父親がいないと何もできない臆病な恐竜、アーロ。激しい嵐で大切な父親を亡くし、自身も川に流され遠い地にひとりぼっちになってしまう。そんなときに救ってくれた人間の少年スポットと出会ったアーロは、2人で力を合わせて困難を乗り越えていくうち、言葉を超えた心で通じ合う、人生初の友だちになっていくーー。

圧倒的な映像美と、キュートでどこかリアルな恐竜たちのキャラクター造形が大きな注目を集めた本作。今回届いたコンセプト・アート1枚目は、主人公アーロの幼いころのもの。誕生のときからすでに不器用だったアーロ。頭でっかちで、いかにも子どもらしいバランスがとてもかわいらしい。兄弟の中でいちばん小さく生まれたアーロは、怖がりな甘えん坊の末っ子。しかし、冒険の途中で少年スポットやほかの恐竜たちと出会い、たくましく成長していくのだ。

そんなアーロは、冒険の最中は10歳の少年の心を持つ恐竜という設定で、実は大人のゾウと同じぐらいの大きさを想定された。実際にアニメーターたちは、まずゾウの調査映像を研究し、何度も協議を重ねながら、動きを理解できたところでようやく少年らしい性格や動作を足していくことができたという。ピクサーのアニメーター、ケヴィン・オハラは、「4本足の動物は動くパーツが多いため、アニメーターとしてはとても手ごわい相手です。まさに困難の連続でした」と、アーロを作り上げるまでの苦労を告白している。

続いて2枚目は、たくさんの小動物を連れている不思議なキャラクター、スティラコサウルスのコンセプト・アート。彼は“ペット・コレクター”という名前で、本作で長編監督デビューを果たしたピーター・ソーンがボイス・キャストを務めている。当初、ソーン監督は全く乗り気ではなかったそうだが、製作総指揮のジョン・ラセターが「君が声をやるべきだ」と背中を後押しし、引き受けることになったという。そんな監督の声は、見事にペット・コレクターにぴったりだ。

最後は、感動の“あのシーン”を描いたコンセプト・アート。涙ぐむアーロとスポットが触れ合うという名シーンは、ポスターやMovieNEXのジャケット写真などに使われているが、もともとはこのシンプルなアートから始まっている。本作では、出会いや別れのシーンがいくつも散りばめられているが、中でもこの名シーンは、恐竜と少年という“ありえないふたり”が冒険を通して築いた友情を表す感動的で象徴的なシーンとなっている。

ちなみに、本作に携わったアニメーターは、なんと総勢78人。スタッフそれぞれが恐竜について入念なリサーチをし、さらにゾウ、鳥、馬などの動物や、ときにはカウボーイなど人間の動きも参考にして、生き生きとしたキャラクターを作り上げていった。“もしも“から始まるユニークな発想で生まれた本作は、まさにピクサー・アニメーション・スタジオらしい1本といえそうだ。

『アーロと少年』MovieNEXは7月6日(水)より発売(Blu-ray/DVD同時レンタル開始)、デジタル先行配信中。
《シネマカフェ編集部》

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