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【インタビュー】エミリア・クラーク×サム・クラフリン、『セカキラ』の“化学反応”は本物

2016年、世界2億ドル超えの大ヒットラブストーリーとなった『世界一キライなあなたに』が、まもなく日本に上陸する。

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『世界一キライなあなたに』(C)2016 Warner Bros. Entertainment Inc. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved
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そんな2人が演じた役柄は、まるで正反対だ。人生に明確な目標もないまま、家計を助けるために働かなければならないルー。彼氏のパトリック(マシュー・ルイス)とは長いつき合いだが、何の進展も期待できない。しかも、新しい仕事の相手は、果てしなく楽観的なルーも手こずるくらい、人生を諦め心を閉ざした青年だった。一方、裕福で実業家としても成功していたウィルは、事故の前まで、世界中のあらゆる場所でさまざなことに挑戦してきた“勝ち組”男。モデルのような華やかな彼女もいた。もし、事故がなければ、同じ町にいても出会うことはなかったかもしれない2人なのだ。

ルーは、コンサートデートや南の島への豪華旅行など、ウィルを胸躍る“冒険”へと連れ出し、生きることの喜びを思い出させようとする。だが、事あるごとに「きみこそ町を出ろ」と言うウィル。“冒険”を通して本当の人生の楽しみ方をルーに教えてくれたのは、むしろウィルのほうだった。“自分の人生を、自分らしく生きる”ことは、本作のテーマの1つでもある。

エミリア:サムと私では、そのテーマは違う訴え方をしていたかもしれないけれど、私は自分の人生をしっかり生きようと思ったの。その気持ちを心の片隅に置いておくと、悩んでいるときも一瞬、視野が広くなって、いままで見えなかったものが見えるようになる。そうすると、はじめの一歩が踏み出せるようになるわ。

サム:きっとみんな、生きる上で必ずそのテーマを考えるはずだよ。そのテーマが頭をよぎったら、絶対に自分のやりたいことをやったほうが良い。でも、そこで大切なのはあまり期待しすぎないことかな。達成できなかったときにがっかりしてしまうからね。原作本の中でウィルがこう言うんだ。「やれるだけやってみるんだ。立ち止まっちゃいけない。人生は可能性だらけだ」と。僕はそれが人生の鍵だと思ってる。絶対に手が届かないものも世の中にあるから、その前で立ち止まらず、どこかで待っているチャンスに目を向けるんだ。

「やれるだけ、やってみる」――。それは、俳優を生業にする彼ら自身に対しても当てはまる。

サム:この業界で成功するには勝負に出る覚悟が必要だ。

エミリア:同感。

サム:自分のためになると信じて、やったことがないことをやってみるのは大切だよ。

エミリア:(「ゲーム・オブ・スローンズ」で)デナーリスを演じるために脱いだわ。大胆でしょ。何かを燃やすシーンがあるときは、特に大胆になるわね。怖いと思うことを、率先してやるようにしているの。

と話す2人。こうした呼吸の合った掛け合いや、スクリーンからあふれ出るケミストリー(化学反応)は、今回が初共演とはとても思えない。

サム:(監督の)シーアに初めて会ってから撮影まで1年くらいかかったんだ。かなり長い時間かかったね。オーディション期間中、シーアには合計3回会って、それから“ケミストリーテスト”をやったんだ。

エミリア:何度かお酒を飲みながら食事もしたわね。

サム:ああ。お酒を飲むとクリエイティブになれるんだ。

エミリア:“クリエイティブディナー”と呼んだほうが良いかしら。

サム:“クリエイティブ親睦会”かな。

エミリア:じゃあそれで!

サム:ケミストリーテストの良いところは、他の役者が用意してきた役と一緒に、自分で用意してきた役をもっと深く追求することができることなんだ。今回6人の女優が残っていたから、6通りのルイーザが見られたんだ。

エミリア:私も同じで6通りのウィルを見たわ。

サム:みんなそれぞれ違って素晴らしいルイーザだったけれど、エミリアが役を勝ち取ってくれて本当にうれしいよ。実は彼女とは数年前に初めて会って、何度か共演しかけたこともあったけれど、この映画が初共演作品になって最高の気分だよ。

エミリア:(ティッシュの)「クリネックス」の箱にも私たちの顔が載っちゃったしね!

“クリエイティブ親睦会”って、いったいどんなことしていたのだろう?

サム:あれは、お互いをちゃんと理解し合うためのプロセスだったんだ。

エミリア:私とサムでシーアの家にお邪魔したの。彼女の旦那さんが料理してくれて、お子さんとも遊んだりしたわ。基本的にはその後、お酒を飲んでおしまいよ。

サム:初めてシーアの家に行ったときのことはよく覚えているよ。4時間ひたすら彼女の子どもたちとサッカーをして遊んだんだ。

エミリア:そうなの、サムはずっと外で子どもたちと遊んでいたわ。

サム:そんなことをしながら僕とエミリアとシーアの3人は絆を深めていったんだ。
《シネマカフェ編集部》

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