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【インタビュー】水谷豊&反町隆史、17年目に突入――『相棒 -劇場版IV-』から生まれた2つの伝説

人気テレビドラマ劇場版第4弾の映画『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』の注目ポイントは、警視庁特命係係長・杉下右京を演じる水谷豊のキレのある疾走シーンであろう…

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水谷豊&反町隆史『相棒 -劇場版IV-』/photo:Hayato Ishii
水谷豊&反町隆史『相棒 -劇場版IV-』/photo:Hayato Ishii
  • 水谷豊&反町隆史『相棒 -劇場版IV-』/photo:Hayato Ishii
  • 『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』(C)2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
  • 水谷豊&反町隆史『相棒 -劇場版IV-』/photo:Hayato Ishii
  • 『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』(C)2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
  • 水谷豊『相棒 -劇場版IV-』/photo:Hayato Ishii
  • 『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』(C)2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
  • 反町隆史『相棒 -劇場版IV-』/photo:Hayato Ishii
  • 『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』(C)2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
ふと気になったのは、水谷さんが反町さんを呼ぶときに出る“反”という愛称。実はこれこそ、反町さんが『相棒』に加入して約1年の中で嬉しかったことの一つでもある。水谷さんが「呼び方はその時々によって変わるけれど、反、りーそー、たかし、そりちゃん…ですかね」と紹介すると、反町さんは「実は名前の呼び方って大切なんですよ。それがいい人間関係を生むきっかけにもなるし、水谷さんから愛称で呼ばれたときは“受け入れてくれている”と感じて助かった部分がありますから」と座長の細やかな気遣いに感謝。ちなみに反町さんは水谷さんのことを「敬意を表して“先輩”と呼んでいます」とのこと。

『相棒』も今年で17年目に突入。今後の展望とは? 水谷さんは「実は予想がまったくつきません。そもそも『相棒』はスタート当初から長期計画のもとにやってはいないんです。将来こうしよう、ああしようという話は一切語り合いません。綿密に語っているように思われがちですが、まったくない。プロデューサーが『相棒』にとってはそれがいい選択だと思っているので、演じる我々もおのずとその時に出来る最善を出し切っている形になる。いい意味でのギリギリ感が常にありますね」と意外にもノープランな製作スタイルを明かす。

反町さんが「撮影現場で水谷さんによく言われるのは『遅刻せずに今日もよく来たね~』ということ」と笑わせると、水谷さんは「まずは撮影現場に来ること。それが一番大事ですから」とニヤリ。そして「東京五輪が開催される2020年には、水泳や陸上など見ようと思っている競技については考えていますが、『相棒』のことは全く考えていません!」ときっぱりだ。道筋を立てないからこそ、既存から脱せられる。だから『相棒』は常に新しく、ファンを離さないのか。
《text/photo:Hayato Ishii》

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