※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【インタビュー】アラン・メンケン 盟友の死を乗り越え『美女と野獣』アニメーションから実写へ

ディズニー映画『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』『ポカホンタス』でアカデミー賞の歌曲賞と作曲賞に輝き、これまでに計8回のオスカー受賞(ノミネート数は19!)を誇るアラン・メンケン…

最新ニュース インタビュー
注目記事
アラン・メンケン/『美女と野獣』(C)Getty Images
アラン・メンケン/『美女と野獣』(C)Getty Images
  • アラン・メンケン/『美女と野獣』(C)Getty Images
  • 『美女と野獣』(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • ビル・コンドン監督&アラン・メンケン/『美女と野獣』
  • ガストン/『美女と野獣』(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • ガストン/『美女と野獣』(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • アラン・メンケン/『美女と野獣』
  • 『美女と野獣』(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • アラン・メンケン/『美女と野獣』
1991年3月、映画の完成と公開を待たずしてハワード・アッシュマンは病に倒れ、40年の短い生涯を閉じた。そもそもメンケンとアッシュマンはどんなふうに出会ったのだろうか。

「ディズニーから声をかけてもらって『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』をハワードと一緒に作ったことがきっかけです。その制作陣のなかに(プロデューサーの)デヴィッド・ゲフィンが名前を連ねていました。彼は、当時ディズニーの新体制を率いていたマイケル・アイズナーとジェフリー・カッツェンバーグと非常に近い関係にあって、ウォルト・ディズニーの甥ロイ(・E・ディズニー)もアニメーションの再生をものすごく願っていた。そんなタイミングで、私はデヴィッドの紹介でディズニーとハワードと仕事をするようになったのです」。

ハワード・アッシュマンの後を継いだのが、『ジーザス・クライスト=スーパースター』『エビータ』で知られる作詞家ティム・ライスだ。ディズニー作品では『アラジン』と『ライオン・キング』でアカデミー賞(歌曲賞)を受賞、今回の実写版の新曲でメンケンとライスがタッグを組んでいる。

「曲を作るとき、ハワードともティムとも両方に言えることですが、彼らと一緒に作っていくのが好きです。もちろん作詞家は事前に作詞をして臨みますが、(その歌詞に合わせながら)曲作りは同じ空間で作っていきます。プロジェクトごとに思うのは、そのプロジェクトのために作った曲が作品にぴたりとハマり、さらに観客が感情移入をして、その曲を好きになってくれたら…それ以上嬉しいことはないですね」と語る。

ビル・コンドン監督&アラン・メンケン/『美女と野獣』
なぜ、世界中の人がディズニー作品に魅了されるのか──長年、ディズニー作品にたずさわってきたメンケンは「関わっている人すべてがディズニーを愛していること」だと言う。

「ディズニーで仕事をしているスタッフは心からディズニーを愛しています。会社が素晴らしいということは人が素晴らしいということ。働く人たちそれぞれの才能を引き出していることも凄い。そして、ディズニー映画は唯一安全な場所(世界)でもあって、それも素晴らしいと思います」。最後に『美女と野獣』のお気に入りのキャラクターを尋ねてみると「やっぱり…野獣です。彼はいちばん成長を見せるキャラクターですからね」と微笑む。実写版のために新たに追加された、野獣(ダン・スティーヴンス)の歌うバラード「ひそかな夢」もまた名曲。これからずっと愛され続けるナンバーになるだろう。
《text:Rie Shintani》

『美女と野獣』

好きなキャラクターは?

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top