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岡田准一、木村大作カメラマンの歯に衣着せぬ発言に大慌て!「TVで使えるネタで!」

岡田准一主演の『追憶』の公開を前に5月4日、本作で16本目のタッグとなる降旗康男監督と木村大作カメラマンによる『駅 STATION』、『夜叉』、そして本作の3本連続鑑賞会が開催。上映後には岡田准一、小栗旬を加えた4人による熱いトークが繰り広げられた。

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小栗旬&降旗康男監督&木村大作カメラマン
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岡田准一主演の『追憶』の公開を前に5月4日、本作で16本目のタッグとなる降旗康男監督と木村大作カメラマンによる『駅 STATION』、『夜叉』、そして本作の3本連続鑑賞会が開催。上映後には岡田准一、小栗旬を加えた4人による熱いトークが繰り広げられた。

ある殺人事件で刑事、被害者、そして容疑者の立場で幼なじみである3人の男たちの運命が交錯。彼らが抱えるある“秘密”が事件の真相と共に解き明かされていく。

普段、舞台挨拶などで話の中心にいる岡田さん、小栗さんも、この日ばかりは降旗監督と木村カメラマンという、日本映画界の生き字引とも言える2人を前に、完全に観客モードで、彼らの思い出話に興味津々の様子で耳を傾ける。そして、期待通りに降籏監督と木村さんの口からは驚くべきエピソードが次々と語られる。

岡田さんは、降籏監督と木村さんが初めてタッグを組み、高倉健を主演に迎えた『駅 STATION』、続く『居酒屋兆治』、『夜叉』の3作を「50代の健さん――イメージとして僕らの中に染み込んでいる健さんを作られたと思う」と語るが、そもそも、この3人が顔を揃えることになった顛末にも驚くべき事実が! 

木村さんは、その前に『八甲田山』で初めて健さんと一緒に仕事をしたが、当時、東映の大スターであった健さんについて「最初は『何が高倉健だ』と思ってた」と対抗意識を持っていたと告白。「健さんが現場に入るのが遅くなると『早く出せ! 健さんの顔なんてどうでもいいんだ。俺は山が撮りたいんだ!』って。その後、健さんがやっと着いて、キャメラの前に立ったとき、後ろの岩木山をふり返って『やっぱり、俺の顔よりも山だな』って言ったのをいま、思い出しました。最初は『木村さん』と呼んでたのが、『大ちゃん』となって、僕も『健さん』と言うようになった。その次が『駅』だけど、倉本聰さんの脚本で、降旗さんは『冬の華』(※同じく倉本さんが脚本、主演が健さんで、カメラマンは木村さんではなく、仲沢半次郎)のチームでやろうと思ってたけど、『八甲田山』で長く一緒にやってたので、健さんが『木村でやろうか』と言ってくれた。そこで降旗さんに出会って、いまに繋がってる。人生ってそういうもの」としみじみと語る。

岡田さんは、『駅』の脚本の倉本氏についても果敢に質問! 3人は仲が良いのか? という問いに、木村さんは「倉本さんは『駅 STATION』が頂点」と言い切り、これには質問した岡田さんのほうが大慌て! 「TVで使えるネタでお願いします(苦笑)!」と穏当な発言を求めるも、木村さんは動じることなく「倉本さんが聞いても怒んないよ。『しょうがねえなぁ』って」と豪快に笑っていた。

岡田さんは、改めて『駅』からの三部作への思いと、健さんへの強い憧れを口にし「自分も50代になったら、こんな雰囲気出せる男になれたらいいなと思います」と語った。

小栗さんは、2人の降旗監督と木村さんのコンビ作として『鉄道員 ぽっぽや』を印象深い作品として挙げ「僕らが割と映画を観るようになってから撮られた作品ですけど、いま改めて見るとまた全然違う。ファンタジーなお話でもあるのに、そこに違和感がない。『ファンタジーです』って撮り方をしてなくて、沁みる映画だなって思います」と語る。

岡田さんと小栗さんは、降旗&木村コンビと実際に『追憶』で仕事をして、改めてその凄みを実感したよう。岡田さんは「木村さんはカメラを除くと体調がわかるっていうんです。大作さんの前では嘘はつけないって伝え聞いてます」と語り、小栗さんも「最終日に木村さんに『お前、二日酔いだろ』と言われました(笑)」と苦笑交じりに明かしていた。

『追憶』は5月6日(土)より公開。
《シネマカフェ編集部》

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