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『カーズ』最新作、主人公のモデルはあの“シンデレラ”!

いままで華々しく活躍してきた天才レーサー“マックィーン”がクラッシュ事故に遭ってしまい、“人生の岐路(クロスロード)”に立たされてしまうマックィーンの姿を描く、『カーズ』シ

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『カーズ/クロスロード』(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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いままで華々しく活躍してきた天才レーサー“マックィーン”がクラッシュ事故に遭ってしまい、“人生の岐路(クロスロード)”に立たされる姿を描く、『カーズ』シリーズ最新作『カーズ/クロスロード』。これまでのシリーズにはない、リアルなテーマで観客たちの共感を呼ぶ主人公像は、なんと不朽の名作「シンデレラ」を目指していたという衝撃の事実がこのほど明らかとなった。

『カーズ』シリーズの最初は2006年。自信過剰な新人レーサーとして登場した真っ赤なボディのスポーツカー、ライトニング・マックィーン。自分勝手だった彼が、田舎町「ラジエーター・スプリングス」に迷い込んだことで人の優しさに触れ、本当に大切なことに気づいていく物語となっており、全世界、そして老若男女問わず全世代を感動させた。さらに2011年の『カーズ2』では、日本が舞台の1つに選ばれ、脂の乗ったNo.1レーサーのマックィーンが日本各地を走り抜け大きな話題を集めていた。

しかし最新作では、サーキット場のスーパースターとなったマックィーンは、ベテランレーサーとなり若手の最新型レーサーの台頭という時代のニューウェイブに飲みこまれていく。そんな中、レース中に大クラッシュをしてしまったマックィーンは初めて挫折を経験し、人生の大きな岐路=クロスロードに立たされてしまう…。

本作を製作するにあたり、シリーズ生みの親であるピクサーの巨匠ジョン・ラセターは、脚本家たちを一堂に集め、「今作も、もちろん子どもたちが楽しめる作品にしたい。それでいて大人も共感出来るものにしたいんだ」と宣言。そんな彼の目指す“大人も共感できる感動ドラマ”を叶えるため、脚本家陣は議論を重ねた結果、観客たちが“応援したくなる”主人公を描くことを決め、そのモデルとして“シンデレラ”というイメージにたどり着いたという。

「シンデレラ」は、召使のように扱われていた娘・シンデレラが、魔法使いの助けを受けて念願の舞踏会へ参加し、ガラスの靴を通じて王子様とめでたく結ばれるという言わずと知れた名作。そんな主人公シンデレラの健気な姿と優しい心、そして貧しい生活から華やかなプリンセスへと変貌を遂げる様子には誰もが応援したくなり、“シンデレラ・ストーリー”という言葉が生まれるほど。彼女のキャラクターは時代を超えて人々の憧れと共感を呼んでいる。そんな“シンデレラ”も本作の“マックィーン”も、“人生の岐路”ともいえる状況から懸命に頑張る姿は共通する。

とはいえ、本作のマックィーンは“シンデレラ・ストーリー”のようにはいかないようだ。マックィーンはピクサーのキャラクターの中でも特別思い入れが強いと話すジョンは、「やろうと決めたことが何であれ、彼には成功してほしい。そして、彼をみんなからも応援して欲しいと思ったんだ」と予想を超える衝撃的なラストを予感させつつ、いままでとは一味違う“大人も共感できる主人公”マックィーンになっていると語る。

また、ストーリーを手掛けたスコット・モースは「僕らは今作を、とてもエモーショナルでとても信憑性があり、リアルな人間の感情が感じられるものにしているよ」と誰もが心打たれるストーリーになったと説明している。そんなシンデレラがモデルとなって誕生した、シリーズ史上最も応援したくなる主人公マックィーン。彼が大きな挫折を経験し、人生の選択に迫られたとき、彼の下す“最後の決断”にはきっと涙なしでは観られない。

『カーズ/クロスロード』は7月15日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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