インドのムンバイで看護師をしているプラバと、年下の同僚のアヌ。⼆⼈はルームメイトとして⼀緒に暮らしているが、職場と⾃宅を往復するだけの真⾯⽬なプラバと、何事も楽しみたい陽気なアヌの間には少し⼼の距離があった。プラバは親が決めた相⼿と結婚したが、ドイツで仕事を⾒つけた夫から、もうずっと⾳沙汰がない。アヌには密かに付き合うイスラム教徒の恋⼈がいるが、親に知られたら⼤反対されることはわかっていた。そんな中、病院の⾷堂に勤めるパルヴァディが、⾼層ビル建築のために⽴ち退きを迫られ、故郷の海辺の村へ帰ることになる。揺れる想いを抱えたプラバとアヌは、⼀⼈で⽣きていくというパルヴァディを村まで⾒送る旅に出る。神秘的な森や洞窟のある別世界のような村で、⼆⼈はそれぞれの⼈⽣を変えようと決意させる、ある出来事に遭遇する─。
パヤル・カパーリヤー
鮮やかな夏の煌めきに、縛られない自由への憧憬を重ね、ありのままの自分らしさを追い求める女性を描いた映画が連続公開。フレッシュな才能がまっすぐに演じきった、胸に響く珠玉のサマームービー3選を紹介。
インド映画史上初、第77回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞したほか、100を超える世界の映画祭・映画賞にノミネート、25以上の賞を獲得し『私たちが光と想うすべて』。改めて、その“スゴさ”に迫った。
インド映画史上初、第77回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した新鋭女性監督パヤル・カパーリヤーによる『All We Imagine as Light』が邦題『私たちが光と想うすべて』として、7月25日(金)に日本公開。