続いて登場したケイティ・ペリーは「愛は恐怖や憎しみに打ち勝つものです。あなた方が選んだこの愛が力を与えてくれて、私たちの最大のパワーになるのです」と語りかけ、ジャスティン・ビーバーはパフォーマンスの最後に、テロ事件の犠牲者への黙祷を捧げ、涙ぐみながら「家族を亡くした方々、奪われた方々に捧げたいと思います。私たちはあなた方をとても愛しています」と語った。「コールドプレイ」は「オアシス」の「Don’t Look Back In Anger」をカバー。この曲はマンチェスターの事件発生時、居合わせた人々が互いを励まし合うように歌っていた曲だという。
この後、サプライズで登場したのは「オアシス」のリアム・ギャラガー。当日、マンチェスターにいるのを目撃されていたリアムは「I Love MCR(マンチェスターを愛している)」の文字をバックに「Rock’N’ Roll Star」を歌い、「コールドプレイ」のクリス・マーティンと「Live Forever」をデュエットした。
22時(現地時間)になると、アリアナが出演者たちと一緒にステージに登場、みんなで彼女の「One Last Time」を歌った。その後、1人でステージに残ったアリアナは涙ぐみながら、名曲「虹の彼方に」を熱唱。コンサートは無事に幕を下ろした。