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【インタビュー】キアヌ・リーブス 美しいアクションの裏に光る努力「求めるレベル以上を目指したい」

若い頃のキアヌ・リーブスは、溜め息がもれるほど美しかった。そして50代を迎えたいまのキアヌは、“大人の男”の色気を纏い

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チャド・スタエルスキ監督&キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック:チャプター2』
チャド・スタエルスキ監督&キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック:チャプター2』
  • チャド・スタエルスキ監督&キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック:チャプター2』
  • キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック:チャプター2』
  • チャド・スタエルスキ監督『ジョン・ウィック:チャプター2』
  • 投げ技からの打撃を決めるジョン・ウィック/『ジョン・ウィック:チャプター2』(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)Niko Tavernise
  • キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック:チャプター2』
  • 『ジョン・ウィック:チャプター2』(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)Niko Tavernise
  • 『ジョン・ウィック:チャプター2』(c)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights
  • キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック:チャプター2』
そんなキアヌだからこそ、監督はほかではやっていないアクションに挑戦したくなるのだろう。アクション映画の多くは、スピード感を保つために銃弾がなくなるシーンや装填するシーンは見せない工夫をするが、この映画は違う。監督が説明する。

「この映画では、敢えて引きの画で撮ってリロードシーンを見せることにした。実際に銃弾がなくなったときにどうなるのか、ジョン・ウィックならどう対処するのか、思い切って見せることにしたんだ。それによってユーモアも入れることができた。装填の作業は発疱するよりも難しい。キアヌはかなり練習して演じてくれた」。次から次へと流れるように銃を撃っていくシーンの美しさは、キアヌ・リーブスの努力によって描けたというわけだ。

お互いを信頼しているからこその発言、仲の良さ。2人の出会いは『マトリックス』まで遡る。もともとスタントマンとして活躍していたチャド・スタエルスキは、『マトリックス』でキアヌの演じたネオのダブルスタントをつとめ、『マトリックス リローデッド/レボリューションズ』ではアクション/スタントコーディネーターとして参加。その後は、数多くの大作アクション映画に関わってきた、アクションの伝道師だ。そしてついに、前作『ジョン・ウィック』で監督と主演俳優という形でタッグを組むことになった。キアヌは「2人はとても似ている」と言う。

キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック:チャプター2』
「僕とチャドは好きなものや興味がとても似ているんだ。もちろん、大好きなアクション映画のジャンルもね。あと、2人とも乙女座なんだよ! 乙女座は、完璧主義でちょっとクレイジーなところがあるけれど、そういうところも似ていると思う(笑)」。

もうひとり『マトリックス』からの盟友ローレンス・フィッシュバーンが『チャプター2』に登場する。彼が演じるのは、ニューヨークの情報王バワリー・キングというキャラクターだ。「できることならフィッシュバーンに演じてほしい…」と想定していた監督の願いを叶えたのはキアヌだった。

『ジョン・ウィック:チャプター2』(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)Niko Tavernise
「キアヌがロサンゼルで偶然ローレンスに会ったときに、ジョン・ウィックの『2』に出演しないか? って聞いてくれてね。『すぐに脚本を送ってくれ!』と、即答で出演OKしてくれたんだ。キアヌ・リーブスとローレンス・フィッシュバーン、大好きな俳優が揃って出てくれるなんて! 本当に嬉しかった。2人の最初の共演シーンは屋上のシーンだったんだけど、感動して見入ってしまって、カットをかけ忘れて、ローレンスに『いつカットって言うんだよ』って急かされてしまったんだ(笑)」。微笑ましいエピソードだ。
《text:Rie Shintani》

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