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ベネディクト・カンバーバッチ、主演新作の脚本が盗難&流出

ベネディクト・カンバーバッチ主演、イギリスのEU離脱を描くテレビ映画「Brexit」(原題)の脚本がインターネット上に流出した。

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ベネディクト・カンバーバッチ-(C)Getty Images
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ベネディクト・カンバーバッチ主演、イギリスのEU離脱を描くテレビ映画「Brexit」(原題)の脚本がインターネット上に流出した。同ドラマの脚本家ジェームズ・グラハムがツイッターで明かした。

「がっかりなことに、テレビ映画『Brexit』の初期の脚本(草案)が盗まれて流出した。オンラインでいろんな人が読んで、コメントしている。脚本家仲間はよく知ってると思うけど、草案ていうのはいろんなことをやってみたり、アイディアをテストしたりするものなんだ。その草案に沿って撮影しているわけじゃないよ」。

ジェームズが「本物の脚本ではない」ことを強調しているのには、理由があるようだ。リークした脚本は、EU離脱に賛成のキャンペーン「Vote Leave」陣営の一員だったシャミール・サンニ氏、Facebookから5,000万人分の個人情報が流出した一件で内部告発をしたクリストファー・ワイリー氏、トランプ大統領の元上級顧問のスティーヴ・バノン氏に酷評を受けており、「Daily Beast」によれば、全員が脚本に「間違いが多すぎる」と指摘しているという。

サンニ氏は「実話に基づいた映画を作るというのなら、でっち上げはダメだ。これはフィクションだよ。空想にすぎない」、ワイリー氏は「すべてがマズいことになっている…星は1つ!」、バノン氏は「おいおい…こりゃクソだな。やつらに言ってやらなきゃ。(放送局の)チャンネル4はなんとかしてくれよ」と実に辛口。

ベネディクトが「Vote Leave」を率いたドミニク・カミングスになりきり、ヴィジュアル(特にヘアスタイル)を自身の本来の姿とは劇的に変えて撮影に臨んでいる「Brexit」。果たして、仕上がりやいかに?
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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