※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

“平成最後”第42回日本アカデミー賞、『万引き家族』が12部門13賞で優秀賞!

第42回日本アカデミー賞の正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞・正賞外賞が1月15日(火)に発表された。

最新ニュース レポート
注目記事
西田敏行&蒼井優/第42回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見
西田敏行&蒼井優/第42回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見
  • 西田敏行&蒼井優/第42回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見
  • 蒼井優/第42回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見
  • 西田敏行/第42回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見
  • 第42回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見
第42回日本アカデミー賞の正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞・正賞外賞が1月15日(火)に発表された。

■『万引き家族』『北の桜守』『孤狼の血』が最多12部門


第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルム・ドールに輝き、先日発表されたLA映画批評家協会賞では、日本映画として33年ぶりに外国語映画賞を受賞した『万引き家族』をはじめ、『北の桜守』『孤狼の血』が最多12部門を受賞(『万引き家族』は13賞)。池井戸潤作品を初めて映画化した『空飛ぶタイヤ』が9部門、国内興収30億を突破した『カメラを止めるな!』が8部門で続いている。

第42回日本アカデミー賞は、2017年12月16日~18年12月15日に東京地区の商業映画劇場にて有料で初公開され、1日3回以上、2週間以上継続して上映された40分以上の劇場用劇映画及びアニメーション作品が対象になっている。

第42回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見

■6年連続司会の西田敏行、『孤狼の血』の役所広司は「ライバル」


東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われた発表会見には、授賞式の総合司会を務める西田敏行、昨年『彼女がその名を知らない鳥たち』で第41回最優秀主演女優賞を受賞し、今回初めて司会に挑むことになった蒼井優が出席した。

6年連続で総合司会を務める西田さんは「また、この時期が来たと思うと、いろいろな思いが去来する」としみじみした表情。優秀作品賞に選ばれた『孤狼の血』について、「ライバルの役所(広司)くんが出ているから、なるべく受賞してほしくない」と笑いを誘ったほか、「これだけ褒められた作品ですから、日本アカデミー賞だけは外すこともあるのかな…」と『万引き家族』の受賞結果にも興味津々。『カメラを止めるな!』にも「これだけ稼いでくれたんだから」と関心を寄せていた。

西田敏行/第42回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見

■初司会の蒼井優は白石和彌監督にエール「肩入れしてしまう」


一方、「人生初の司会が、日本アカデミー賞という大きな場で緊張しています」と語る蒼井さんは、「去年の私にとって、そうであったように、どなたかにとって忘れられない1日になるはずなので、皆さんの喜びを感じつつ、楽しんで司会ができれば」と意気込み。「どうしても、白石監督に肩入れしてしまう」と、『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』の白石和彌監督にエールを送っていた。

蒼井優/第42回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見
主な優秀賞受賞リストは、以下の通り。

◇優秀作品賞
『カメラを止めるな!』
『北の桜守』
『孤狼の血』
『空飛ぶタイヤ』
『万引き家族』 

◇優秀アニメーション作品賞
『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』
『ペンギン・ハイウェイ』
『未来のミライ』
『名探偵コナン ゼロの執行人』
『若おかみは小学生!』

◇優秀監督賞
上田慎一郎 『カメラを止めるな!』
是枝裕和 『万引き家族』
白石和彌 『孤狼の血』
滝田洋二郎 『北の桜守』
本木克英 『空飛ぶタイヤ』

◇優秀主演男優賞
岡田准一 『散り椿』
舘ひろし 『終わった人』
濱津隆之 『カメラを止めるな!』
役所広司 『孤狼の血』
リリー・フランキー 『万引き家族』

◇優秀主演女優賞
安藤サクラ 『万引き家族』
黒木華 『日日是好日』
篠原涼子 『人魚の眠る家』
松岡茉優 『勝手にふるえてろ』
吉永小百合 『北の桜守』

◇優秀助演男優賞
岸部一徳 『北の桜守』
ディーン・フジオカ 『空飛ぶタイヤ』
西島秀俊 『散り椿』
二宮和也 『検察側の罪人』
松坂桃李 『孤狼の血』

◇優秀助演女優賞
樹木希林 『日日是好日』
樹木希林 『万引き家族』
篠原涼子 『北の桜守』
深田恭子 『空飛ぶタイヤ』
真木よう子 『孤狼の血』
松岡茉優 『万引き家族』

◇優秀外国作品賞
『グレイテスト・ショーマン』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スリー・ビルボード』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ミッション:インポッシブル フォールアウト』

◇新人俳優賞
上白石萌歌 『羊と鋼の森』
趣里 『生きてるだけで、愛。』
平手友梨奈 『響 HIBIKI』
芳根京子 『塁 かさね』『散り椿』
伊藤健太郎 『コーヒーが冷めないうちに』
中川大志 『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』
成田凌 『スマホを落としただけなのに』『ビブリア古書堂の事件手帖』
吉沢亮 『リバーズ・エッジ』

授賞式は3月1日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top