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30歳の千葉雄大は“カワイイ”だけじゃない!松田翔太との“恋”にも熱視線

千葉雄大が30歳になった。3月9日の誕生日当日には自身のインスタグラムに、花束を抱え、クシャッとしたウインク姿の写真をアップ。

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千葉雄大が30歳になった。3月9日の誕生日当日には自身のインスタグラムに、花束を抱え、クシャッとしたウインク姿の写真をアップ。ファンからは祝福の声とともに、「こんなに可愛い30歳はいない」「あざと可愛い三十路最高」といったコメントが続々と寄せられている。


確かに千葉雄大はカワイイ。いや、“あざとカワイイ”。

かつては、その柔和な雰囲気から“ヌクメン”(ぬくもり系男子)の代表格と呼ばれたほどだが、2016年放送の「家売るオンナ」あたりから毒舌のドS王子もハマるようになった。そして現在放送中の続編「家売るオンナの逆襲」では、千葉さん演じるテーコー不動産の営業マン・足立聡は恋をしている。しかも、お相手は松田翔太演じるフリーランスの不動産屋・留守堂謙治。これまで“人たらし”な魅力全開で数々の家を売りまくってきた“足立王子”が、新たに登場した同性の同業者の天才に恋してしまった。

毎回、北川景子演じる三軒家万智が様々な事情を抱えた人たちにぴったりの家を売ってきた今作だが、LGBTの家探しの問題にも切り込んだ上、“らしくない”戸惑いや嫉妬を見せる足立の恋の行方も注目の的となっている。昨秋に公開された映画『スマホを落としただけなのに』やドラマ「高嶺の花」などでも新境地を次々と見せつけている千葉さん。「挑戦することを忘れずに攻めて参ります」という30歳の決意は、すでに実行されつつあるようだ。


戦隊レッドから王子に!ヘタレキャラもお手のもの


1989年生まれ、宮城県出身。近年では“奇跡のアラサー”といわれていた千葉さん。モデルとして活動後、2010年にスーパー戦隊シリーズ「天装戦隊ゴセイジャー」のアラタ/ゴセイレッド役に抜擢されて俳優デビュー。20歳を過ぎてから「桜蘭高校ホスト部」や『アオハライド』『黒崎くんの言いなりになんてならない』などで相次いで高校生を演じるも、違和感がなく、人気少女コミックの“王子キャラ”を確立。

千葉雄大/『Mr.マックスマン』PRイベント2015年『Mr.マックスマン』PRイベント
その一方で、主演ドラマ「白戸修の事件簿」や「きょうは会社休みます。」、初主演映画『Mr.マックスマン』などでのヘタレぶりから、中川大志&吉沢亮と“3バカトリオ”を演じた「水球ヤンキース」や朝ドラ「わろてんか」ではしっかり者など多彩な魅力も打ち出しており、菅田将暉や竹内涼真(仮面ライダー)、志尊淳や鈴木勝大(スーパー戦隊レッド)ら特撮出身者が多かった『帝一の國』も記憶に新しい。阿部サダヲや瑛太ら個性派たちを取りまとめる役どころを演じた時代劇コメディ『殿、利息でござる!』(16)では第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

『殿、利息でござる!』(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会2016年『殿、利息でござる!』
教師役は3度も演じており、ドラマ「オトナ女子」では生徒の母親と年の差恋愛に落ちる中学教師、映画『暗黒女子』では全校生徒の憧れの的・飯豊まりえと男女の関係になる先生に、『帝一の國』で先輩・後輩として共演した志尊さん主演映画『走れ!T校バスケット部』ではイケメン教師として友情出演した。


“足立王子”が男性に恋してキャラ変!? 新たな魅力に


ヌクメンといわれていた“癒やし系”のイメージを一変させた作品のひとつが「家売るオンナ」。2017年にはドラマスペシャル「帰ってきた家売るオンナ」も制作されるほど大人気となった本ドラマでは、“王子スマイル”で人の懐にするりと入りこみ家を売る一方、三軒家万智の出現で時には毒舌も吐く“足立王子”が新たなハマリ役となった。


そんな千葉さん演じる足立が、今回なんと自分を超えるほどの(?)超イケメン&営業力を持つ留守堂に惹かれていくことに。あのイケメンキャラはどこへやら、ドジッ子の留守堂に萌えまくり、メロメロになる足立こと千葉さんの姿は視聴者の心をとらえて離さない。

第2話で松田さん演じる留守堂に顎クイされると、乙女のようなキラキラ瞳になり思わず鼻血…。それを留守堂が指でふいてやるという展開には、Twitterのタイムラインも熱くなった。以降、メールを送る際もドキドキ、留守堂が「バンビみたいで可愛い」と言っていたと聞けば、喜びを噛みしめた絶妙な表情をしてみせる。「ケンジ」「サトシ」の名前呼びに歓喜していると、「お似合いですね」とゲイカップルと間違えられたことも。

やがて留守堂の正体は万智の小学校時代の同級生・三瓶良雄であり、彼は万智を思っていることが判明。第8話で「黙ってるのも苦しいくらい愛してる」とついに告白を果たすも、あえなく撃沈。口では“卒業”と言い、庭野(工藤阿須加)とカラオケで弾けながらごまかしていたが、まだまだ心は留守堂にある様子。そんな叶わぬ恋に一喜一憂する足立王子は、千葉さんのいう挑戦の証にほかならない。

「家売るオンナの逆襲」第10話 (C)NTV「家売るオンナの逆襲」第10話より (C)NTV
最終回となる3月13日(水)放送の第10話では、留守堂が万智たちの前から姿を消して1年後が描かれる。新宿営業所は外資系ライバル会社・リッチブラスト不動産の急成長により、存続の危機に。万智は庭野や足立と調査に乗り出すが、客を装って偵察に向かった足立が出会ったのは、AIに万智のノウハウをたたき込み、副社長に上り詰めた留守堂! 彼の万智への愛は憎しみへと変わっており…という展開となっている。


CMでも活躍!新入社員に見える30歳!?


「URであーる」でお馴染みの吉岡里帆が出演するCM「UR賃貸住宅」では、なんと千葉さんは吉岡さん(26歳)の後輩となる新入社員役で出演! “先輩”の吉岡さんから「URであーる」の発声レッスンを受けている。


「時効警察」シリーズの奇才・三木聡監督による映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』でも共演していた2人。千葉さんは、“声帯ドーピング”を行うロックスター・シン(阿部サダヲ)をサポートするレコード会社の担当者・坂口役を演じた。長いものには巻かれる情けないキャラではあったが、実は自身の魅力を利用した“裏の顔”も…。

『音量を上げろタコ!』場面写真(c)2018「音量を上げろタコ!」製作委員会2018年『音量を上げろタコ!』
同作の完成披露試写会では“もしドーピングできるなら?”という質問に「『an・an』のセックス特集をやらせていただける機会がありましたら、表紙で筋肉ドーピングをやりたいなと…。下半身もドーピング…って、すみません」と下ネタになる始末。「ご縁がないなと思っているので、なおさら(笑)。もし、機会があれば」と、ちゃっかりラブコールも送るところはさすがだ。

また、吉岡さんが出演する日清「どん兵衛」のパロディ版のような「ラ王」CMでは、湯気の先に吉岡さんのような可愛いどんギツネではなく、カズレーザー演じる「全粒粉の妖精」が現れたことで不満そうな千葉さん。意外と食べっぷりは男らしく、Sっ気みなぎる表情にも要注目。



そして「レノアハピネス ユニセックス」のCMでは沢尻エリカと姉弟役に。ベーグルを仲良く半分こしたり、映画を見て号泣してみたり、“可愛くて爽やかな”千葉さんを久々に(?)堪能できる。昨年9月の公開以来、388万回以上の再生回数を誇る。


「高嶺の花」ピュアな芳根京子を手玉に!?


このほか近作で特筆すべきは、これまで演じたことのないダークさと弱さを見せた2018年7月期の石原さとみ×峯田和伸のドラマ「高嶺の花」だろう。華道界に新風を巻き起こす新興流派を率いるイケメン華道家で、ブラックスーツに片耳にはピアスという出で立ちのクールな野心家・宇都宮龍一役を好演した。月島もも(石原さん)ばかりか、ピュアで無垢な妹なな(芳根京子)、果ては継母(戸田菜穂)までも手玉にとる“クズ男”ぶり! これまでの毒舌キャラやドS王子は足元にも及ばないほどだった。


『スマホを落としただけなのに』彼がいたから犯人に近づいた


『貞子』『リング』などを手掛けるJホラーの巨匠・中田秀夫監督による本作は、恋人(田中圭)がスマートフォンを落としたことをきっかけに、主人公・稲葉麻美(北川さん)の周りで不可解な出来事が相次ぎ、思いもよらない大事件に巻き込まれていくという現代の日常生活に潜む“恐怖”を描いた。

『スマホを落としただけなのに』(C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
千葉さんが演じた黒髪の女性連続殺人事件を追う刑事・加賀谷がいなければ、真犯人にたどり着けなかった、と言っていい。怪演で見る者を震撼させた成田凌と、表裏一体となるような役柄を担った。

『スマホを落としただけなのに』(C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会

お仕事ドラマの傑作!「プリティが多すぎる」


「家売るオンナ」などでは物語をかき回し、スパイスを与えるバイプレイヤーの役割を担ってきた千葉さんが主演を務めた深夜ドラマで、カンヌでワールドプレミアされた。エリート編集者・新見佳孝が出版社のお堅い文芸部から原宿系ファッション誌へと異動。全く畑の違う“Kawaii”の世界観を理解すべく、悪戦苦闘しながら次第に原宿系になじんでいく(?)姿を熱演した。「家売るオンナの逆襲」の床嶋役・長井短が雑誌の人気モデル・キヨラとして、同・第7話にゲスト出演した佐津川愛美が編集部の同僚役で出演している。

時折王子っぽい優しさも覗かせ、キュンキュンさせたかと思えば、毒舌は相変わらず。元祖“カワイイ”系俳優が幾多の壁にぶつかりながらも、愛を持って“Kawaii”に向き合っていく様は必見で、“人気雑誌の編集”の裏側を描いたお仕事ドラマとしても秀逸。

「プリティが多すぎる」(C)NTV
また、1月に放送された「世界ふしぎ発見!」ではミステリーハンターとして自身の念願だったというエジプトを初訪問。そのときの興奮を再び噛みしめるようにSNSを更新していた千葉さん。4月13日には昨年発売した写真集「横顔」に続き、2年連続となる「彩り」も発売決定。20代最後の姿を、ニューヨークで撮り下ろしたという。

なお、待機作としては『殿、利息でござる!』で組んだ中村義洋監督の最新作で、堤真一と「ナインティナイン」岡村隆史による『決算!忠臣蔵』(冬公開)がある。「2度目の中村組。大変うれしかったです。ファンとしても公開がすごくたのしみです。みなさまもおたのしみに」と期待を煽るコメントをブログにアップ。1シーンだけの出演というが「大好きなあの方とも共演できて、むふふな気持ちでした」とのコメントを公式サイトに寄せており、またも期待値を超える姿を見せてくれそうだ。

《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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