『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』『サンドラの週末』のマリオン・コティヤールが、異例と言うべき新人女性監督とのコラボレーションに挑んだ『マイ・エンジェル』。愛おしいはずの娘の愛し方が分からず、育児放棄をしてしまうショッキングな姿を演じた予告編がお披露目された。>>『マイ・エンジェル』あらすじ&キャストはこちらからこの度到着した予告編では、南仏コート・ダジュールの海辺の街を背景に、マリオン演じるシングルマザーのマルレーヌと娘エリーの関係が描かれる。奔放で、酒と男に溺れる母の姿しか知らないエリーは、それでも母の愛を信じている。マルレーヌもまた、愛し方が分からないなりに我が子を「天使」と抱きしめる。だが、ある日、再婚相手との関係が破綻したマルレーヌは、エリーを置いて別の男と姿をくらましてしまう…。母の帰りを待ちながら、母の香水をつける仕草や一人遊ぶエリー。その姿に、胸を締めつけられる映像となっている。オスカー女優マリオンの熱演はもちろんのこと、わずか8歳にして驚くべき才能を披露し、マリオンに「アーティストの魂をもった女優」と絶賛された新星“エイリーヌ・アクソイ=エテックス”の演技にも注目。厳しい現実を生きる少女を演じ、母親へ向ける眼差しの複雑さ、過酷な世界を生き抜く強さをも繊細に表現している。『マイ・エンジェル』は8月10日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。