世界的ミュージシャン&伝説のヒーロー…タロン・エジャトンのこぼれ出る魅力

タロンが主演する2作品が相次ぎ公開。すでに公開中のミュージカル『ロケットマン』と、この秋公開の『フッド:ザ・ビギニング』。どちらもタロンの魅力がこぼれ出る、エンターテインメント大作だ。

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マシュー・ヴォーン監督作『キングスマン』シリーズで脚光を浴び、瞬く間にスターダムを駆け上ったイギリス人俳優タロン・エジャトン。鍛え上げられた筋肉質のボディと、その色気とは相反したキュートでノーブルな笑顔のミスマッチがたまらない魅力を醸し出している。

そんなタロンが主演する2作品が相次ぎ公開。1作目はすでに公開中のエルトン・ジョンの自伝的ミュージカル『ロケットマン』。そして、この秋にはタイトルロールを担った『フッド:ザ・ビギニング』(10月18日公開)が待機中!

どちらもタロンの魅力がこぼれ出る、エンターテインメント大作だ。

全曲吹き替えなしで抜群の歌唱センスを披露
『ロケットマン』


(C)2018 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
全世界で3億枚以上のレコード売上を記録し、5度のグラミー賞を受賞した世界的ミュージシャン、エルトン・ジョン。本作は彼がピアノの神童レジナルド・ドワイトだった60年代以前から、 “エルトン・ジョン”として名声を獲得していく90年代までを追ったミュージカル・オデッセイだ。

両親に愛されず育った子ども時代と若くしての成功、そして恋人の裏切りやアルコール&薬物依存症との闘いなど。華々しいキャリアの裏に隠された孤高のアーティストの光と影を、美しい旋律とともに圧倒的なスケールをもってエンターテインメント色豊かに描いている。

タロンとエルトンの不思議なつながり


ティーンエイジャーの頃から合唱やミュージカルに参加し、アンソニー・ホプキンスやアラン・リックマンほか実力派俳優を多数輩出した、イギリスが誇る王立演劇学校で演劇を学んだタロン。並みいる強敵を前に歌唱コンテストで優勝を果たすなど、この頃から歌唱力でも高く評価されていたという。

実はこの演劇学校への入学オーディションで、彼はエルトンの「Your Song」を歌い狭き門を突破している。またミュージカルアニメ『SING/シング』(2016年)でゴリラのジョニー役のボイス・キャストを務めたことは周知の通りだが、この作品内で歌って喝采を受けたのもエルトンの往年の名曲「I'm Still Standing」だった。

タロンが“歌える役者”であることを知る本作のプロデューサー、マシュー・ヴォーンは、歌唱力のほかにもタロンの体格が若い頃のエルトンと似通っていることを指摘。それと同時に、タロンの中にエルトンと同様の「人間的な強さの裏に隠れた、脆さや弱さ」を見出したのだと抜擢の理由を語っている。

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タロンはその期待に応え、唯一無二の天才アーティストを圧倒的な歌唱力と表現力で演じ切った。今回エルトンのヒットナンバーがずらりと登場するが吹き替えは一切なし。タロンが全て自ら歌い上げているのだ。

魂が震えるほど繊細で美しい、タロンによる
「Your Song」


一方本作では、50年間に渡り仕事を共にしてきた作詞家、バーニー・トーピンとのパートナーシップも“エルトン・ジョン”を構成する重要なファクターの1つとして描かれる。

(C)2018 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.バーニーに扮するのはジェイミー・ベル
一度はたもとを分かちながらも、エルトンの心の支えであり続けたバーニー。2人の幸福なマリアージュを実感できるのが、「Your Song」が形作られていく魂が震えるほど繊細で美しいシーンだ。

タロン演じるエルトンの繊細な感性が1音また1音と音符を手繰り寄せながら、メロディをつむいでいく奇跡。偉大なるクリエイションに対する、リスペクトが詰まった名シーンと言えるだろう。

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この往年のコンビは本作のために新曲「(I’M GONNA)LOVE ME AGAIN」を書き下ろしている。“あるがままの自分を愛する”という映画のテーマが投影されたこの曲を、タロンとエルトンがともに歌い上げるエンドロールもお楽しみに!

卓越した身体能力から繰り出される超絶アクション
『フッド:ザ・ビギニング』


(C)2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.盟友ジョンをジェイミー・フォックスが演じる
一方、彼の一番の魅力としてアクションを挙げる人も多いだろう。レオナルド・ディカプリオが製作を務める『フッド:ザ・ビギニング』は、<ロビン・フッド伝説>を基に紡がれたハイパーシューティグ・アクション。 “ロビン・フッド”に扮したタロンの超絶アクション&正統派イケメンぶりに魅了されること請け合いだ!

タロンが演じる「2つの顔を持つ男」


イングランドの若き領主ロビン・ロクスリーは、十字軍の兵士に徴兵され異国に赴く。その4年後ようやく帰国したロビンは、「戦死」と誤報されたことで領地や財産を失い、その上恋人や領民が追放されていたことを知る。その陰に政府の腐敗を感じ取ったロビンは、最強戦士ジョンとともに悪を懲らしめる盗賊となるのだ。

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表の顔:世渡り上手で傲慢な領主


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ロビンは戦士ジョンから、州政府内部に深く潜るスパイになるよう勧められる。そこで昼間は傲慢な世渡り上手の領主ロクスリーとして、裏の顔で得た盗品を資金源に、州長官に取り入り中枢へと迫っていく。

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徴兵される前は裕福な領主だったロクスリー。気高い心を持つマリアンの愛を勝ち取る姿や気品を感じさせる立ち振る舞いは必見。この表の顔ではセクシーなタロンを堪能できる。

裏の顔:正義をつらぬく盗賊


その一方で夜は顔を頭巾=フッドで隠し、州政府の資金を奪うロビン。その金を貧しい人々に分け与えることで平民たちの信頼を得ていくが、事態を重く見た枢機卿がローマから来訪するという千載一遇のチャンスに危険を顧みず飛び込んでいく。

民衆を率いる真のリーダーとしての真価を問われるロビン。迷いながらも、肉体的・精神的に成長していく情熱的な姿にはドキドキさせられっぱなしだ。この裏の顔ではタロンの精悍でワイルドな魅力を存分に味わおう。

スタイリッシュなハイパー・アクション


出世作『キングスマン』シリーズで華麗なる“パルクール”を披露していたタロン。身体能力の高さは疑いようもないが、本作ではさらに高難度の技に挑戦している。

今回、ジョンの導きにより弓矢の名手となるロビンを演じたタロンは、弓の早撃ちを収得するためアーチェリーの達人の元で徹底的な指導を受けたという。

その特訓の甲斐あって、どんな体勢からも矢を放つという高度な技術を体得し、自らのシューティングアクションを全て担当。早撃ちはもちろん、“ふり向きざまの弓引き”や“空中回転からの連射”など、アクロバティックな離れ技を披露している。

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中世に伝わる伝説を基に、既成概念にとらわれず自由な発想で描かれた本作。ド迫力で繰り広げられるカーアクションばりの馬車の疾走シーンや、ガトリング砲かと錯覚するような弓引きデバイスなど見どころは満載だ。

その一方で愛する者への想いに揺れ、リーダーに起つことを逡巡するなど、ロビンの迷う姿は共感を誘う。この作品では「葛藤しながらも情熱をもって覚醒し、予想もしなかったポテンシャルを発揮する」という現代にも通じる人間の可能性も描かれている。

スタイリッシュな<現代のスーパーレジェンド>に生まれ変わった『フッド:ザ・ビギニング』。タロンの新たなる魅力を堪能できるのはもうすぐ!

確かな演技力で様々な役柄を演じ分けるタロン・エジャトン。抜群の歌唱力で魅せ、卓越した身体能力で他を圧倒するタロン主演2作にご注目あれ。(text:足立美由紀)
《text:Miyuki Adachi》

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