【インタビュー】タロン・エジャトン&デクスター・フレッチャー監督が語る、“自分自身の愛し方”

彼なくして、ここまで胸に迫る作品になったか? 答えは「ノー」だ。『ロケットマン』を観た誰もが、タロン・エジャトンとエルトン・ジョン役の幸せな出会いを実感すると思う。

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タロン・エジャトン&デクスターフレッチャー監督/photo:You Ishii
  • タロン・エジャトン&デクスターフレッチャー監督/photo:You Ishii
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  • 『ロケットマン』 (C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
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  • タロン・エジャトン&デクスターフレッチャー監督/photo:You Ishii
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彼なくして、ここまで胸に迫る作品になったか? 答えは「ノー」だ。『ロケットマン』を観た誰もが、タロン・エジャトンとエルトン・ジョン役の幸せな出会いを実感すると思う。それを真っ先に予期したのは、監督のデクスター・フレッチャーだ。この素敵な主演俳優と監督がタッグを組むのは、『イーグル・ジャンプ』に続いて2度目。「あのときのタロンは全く使い物にならなかったけどね(笑)」とジョークを飛ばすフレッチャー監督だが、その目には、隣にいるタロンへの愛が溢れている。

タロン・エジャトン&デクスターフレッチャー監督/photo:You Ishii

“エルトン・ジョン”に繋がる幼少期の経験


「スキー選手の役なのに、スキーができなくてね。それは冗談として(笑)、あのころから僕は、タロンの歌声が素晴らしいと知っていた。だから、彼がエルトン・ジョンを演じるのが最高のアイデアに思えたんだ。実際、僕の考えは正しかったね。『ロケットマン』はミュージカルであり、キャストは歌声を通して役の心情を伝える。それには、演技も歌も素晴らしいものでなくてはならない。それができるのは、タロンだけだったと思う」。

『ロケットマン』 (C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
音楽界のスーパースター、エルトン・ジョンの人生をたどる『ロケットマン』で、タロンは圧巻のパフォーマンスを見せた。名曲にのせて心情を吐露する場面においても、観客を魅了するライブシーンにおいても。

愛すべきアニメーション映画『SING/シング』や王立演劇学校出身の経歴に触れるまでもなく、いまや世界中が彼のスキルを知ることになったが、どんな道のりを経て「演技も歌も素晴らしい」青年に? 「褒めていただいて、ありがとう」と照れながら、タロンが10代を振り返る。

『ロケットマン』 (C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
「大抵のティーンエイジャーがそうであるように、僕も音楽と映画に興味があった。それに、物作りも大好きだったんだ。クリエイティブな子供ってやつだね(笑)」。

「絵を描いたり、粘土で何かを作ったり。合唱やミュージカルにも積極的に参加した。その中でも演技は僕にとってすごく重要で、家族で引っ越しをした12歳のとき、新しい町で友達を作ろうと演劇グループに参加したんだ。おかげで大勢の仲間ができたよ。お芝居が、僕の世界を広げてくれた。みんなで物を作る楽しさを知ったんだ」。

タロン・エジャトン/photo:You Ishii
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《text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii》

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