新型コロナウイルスの影響で、数々の映画祭や授賞式が延期や中止、オンライン開催などの変更を迫られる中、ヴェネチア国際映画祭は9月2日から12日まで予定通り開催されることが明らかになった。イタリア・ヴェネト州のルカ・ザイア州知事が明らかにしたという。予定通りに開催するとはいうものの、同氏は今年の出品数を例年より少なくするだろうと語っていたとのこと。出品作品のラインアップは、例年通り7月下旬に発表されるとみられる。審査委員長はケイト・ブランシェットが務めることが1月に発表されていた。イタリアでは今週からはスポーツジムやプールなどの営業が再開可能に。6月3日からEU諸国からの入国が14日間の隔離措置を取らずに可能になるなど、経済や観光業の活動が徐々に再開されている。6月15日には社会的距離を守りながらの映画館の再開も見込まれている。ヴェネチア国際映画祭は今月初め、映画業界の重鎮たちに同映画祭に関して、今年はどうするべきか意見を求める手紙を送付。その手紙には、「映画祭を予定通り開催するにはどれだけのフィルムメーカー、俳優、プロデューサーが出席してくれるかが重要である」という旨が書かれていた。
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