【ネタバレあり】イ・ミンホ&キム・ゴウンの運命は?「ザ・キング:永遠の君主」伏線回収で見えてくる面白さ

「ザ・キング:永遠の君主」はイ・ミンホとキム・ゴウンの共演で日本でも注目必至。ドラマ後半に向かうに従い、多くの謎が解き明かされつつあり、本日6月12日(金)には“天敵”との最終決戦が待つ運命の最終回を迎える!

韓流・華流 コラム
Netflixオリジナルシリーズ「ザ・キング: 永遠の君主」独占配信中
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韓国では地上波SBSにて4月17日より放送され、各話放送終了後に日本ではNetflixにて配信されている「ザ・キング:永遠の君主」。韓国版「花より男子」で知名度抜群のイ・ミンホ、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」で涙を誘ったキム・ゴウンが共演、さらに2人と「相続者たち」「トッケビ」でそれぞれ組んでいるヒットメイカー、キム・ウンスクが脚本となれば、日本でも注目必至。

キャストたちが熱演を見せる中、ドラマ後半に向かうに従って、多くの謎が解き明かされつつある今作。6月12日(金)には、ついに“天敵”との最終決戦が待ち受ける運命の最終回を迎える!


君主制が続くパラレルワールド【大韓帝国】が舞台


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「トッケビ」ではコン・ユ演じるトッケビは永遠の命を持ち、あらゆる場所に瞬間移動できる能力などがありながら、どこか現実世界とつながっているファンタジーロマンスが描かれた。今作では、劇中にも度々登場する「不思議の国のアリス」のように時空を超えたパラレルワールド、さらにタイムトラベルのような時間移動も鍵となり、絶妙なさじ加減の現実感を纏ったファンタジーとラブロマンスにサスペンスの要素も色濃くなっている。

アメコミ映画が好きな方ならば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』や、“別の地球”の話が出てくる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、多くのスパイダーマンたちが集結した『スパイダーマン:スパイダーバース』などを思い浮かべてみてほしい。

今作で描かれるパラレルワールドとは、大統領制の現在の大韓民国(韓国)とは似ているようで異なる、君主制がいまなお続く大韓帝国。イ・ミンホ演じる主人公はその第3代皇帝イ・ゴン。首都は釜山にあり、ソウルは政治の中心地。日本に併合されず、朝鮮戦争は起きず、当然米ソの介入もなく、南北の分断もなく、釜山から平壌まで直通の鉄道が走っている。中国を牽制しつつ、日本とは長らく緊張状態が続いている、という世界だ。

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そんな大韓帝国で、1994年に謀反が起きたことが全てのはじまり。不思議な力を持つ“息笛”を手に入れようとする先代皇帝の兄イ・リムが、皇帝や皇后を次々に殺害、当時8歳の皇太子イ・ゴンにも手をかけようとする。そのとき笛は2つに割れてしまい、突然現れた何者かがイ・ゴンの命を救った…。

謀反の悲劇の際に偶然見つけたIDカードの持ち主“チョン・テウル警部補”を探し続けるゴンは、やがて時空を超え、2020年の韓国にやってくる。



イ・ミンホの圧倒的キング感!一人二役を演じるキャストも


イ・ゴンは韓国とパラレルワールドの大韓帝国を行き来し、トラウマとなっている過去の謀反により混沌を生み出した張本人、伯父イ・リムの行方を追うことになる。それぞれの世界には、見た目は瓜二つながら、性格や境遇がまるで異なる人物=ドッペルゲンガーが存在しており、その相関関係が物語を左右していく。

イ・ミンホ、“白馬に乗った王子様”がハマる


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「花より男子~Boys Over Flowers~」でF4のリーダー“道明寺”にあたるジュンピョ役でブレイクし、TVドラマ「シティーハンター in Seoul」「相続者たち」「青い海の伝説」、映画『江南ブルース』などでキャリアを重ねてきたイ・ミンホ。2019年4月に兵役を終えた後の3年ぶりの復帰作が、キム・ウンスクとのタッグとなった。

眉目秀麗で文武両道、数学の天才でもある皇帝がハマりすぎているイ・ミンホ。突然、ソウルの光化門(カンファムン)に白馬で現れても、紅葉の中でただ佇んでいても絵になる。文字通りの白馬の王子様がこれほど似合うのは彼しかいないだろう。

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また、ずっと探し続けた相手チョン・テウルと出会い、アプローチを繰り返して思いが通じる、その過程には優雅で詩的な甘い口説き文句が連続。テウルから「キザなセリフ禁止」と言われてしまうほど。そんなイ・ミンホの“陛下”ぶりや、大立ち回りなども堪能できる。

なお、彼の子ども時代を演じているのは『パラサイト 半地下の家族』でダソン役を演じたチョン・ヒョンジュン。ちなみに、ゴンに仕えるノ尚宮を演じているのが、「花より男子」で道明寺家の“タマ”に当たる役だったキム・ヨンオクなのはファンサービス!?

ツンデレ女性刑事テウルを好演するキム・ゴウン


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初出演映画『ウンギョ 青い蜜』で大胆なシーンにも挑み、鮮烈な女優デビューを飾ったキム・ゴウン。『メモリーズ 追憶の剣』ではイ・ビョンホンやチョン・ドヨンと共演し、ドラマデビュー作「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」では第52回百想芸術大賞の新人賞を受賞するなど、その実力はお墨付き。

「トッケビ」で見せた演技の幅、繊細な感情表現は今作でも発揮され、テコンドーをたしなむ女子高校生から強力班の刑事まで、さらには大韓帝国にいる瓜二つのルナまで縦横無尽。

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ある日、光化門に現れたイ・ゴンを不審者として連行するも、謎めいた彼の紳士的なアプローチと“会えない時間と距離”もきっかけとなって次第に惹かれていくように。だが、大韓帝国の存在を知ったことで、ゴンの運命を握る存在としてイ・リムに利用されてしまう。

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演技力抜群のキム・ゴウンは、父親や仲間たちの愛に触れて育ち、ゴンを受け入れて愛するようになるテウル、身寄りがなく犯罪を繰り返して生き延びてきたルナの一人二役を巧みに演じ分ける。できれば、テウルの回し蹴りをイ・リムにキメてもらいたいところだが…果たして!?

ライジングスター、ウ・ドファンの振り幅に感嘆!


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大韓帝国で4歳のときからイ・ゴンを“お守りする”と決めた最強のボディーガード、“天下無敵の剣”チョ・ヨンを演じているのは、いま最も注目すべき次世代スター、ウ・ドファン。ゴンとヨン(どちらかといえばヨンの片思い)のブロマンスは、「相続者たち」のイ・ミンホとキム・ウビン、「トッケビ」のコン・ユとイ・ドンウクの組み合わせを思い起こさせ、熱い視線を送られている。

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ウ・ドファンは、イ・ビョンホンとカン・ドンウォン、キム・ウビンの競演『MASTER/マスター』で鋭利な刃物のような傭兵を演じ、ドラマ「君を守りたい~SAVE ME~」「マッド・ドッグ」「偉大な誘惑者」などで知られるように。今年はパク・ソジュン主演『ディヴァイン・フューリー/使者』で妖しすぎる敵役に扮し、クォン・サンウ主演『鬼手』にも出演と大ブレイクの兆しを見せている。

クールでシャープなイメージそのままのヨン役の一方、韓国ではテウルをヌナ(お姉さん)と慕う、陽気な後輩ウンソプ役に扮しており、そのギャップは必見。ウンソプとミョン・ナリ(キム・ヨンジ)との恋路を断然応援したくなってしまう。

やがてゴンとテウル、それぞれを警護するために“入れ替わる”ことになるヨンとウンソプ。クールで低い声のヨンになりきるウンソプ、ウンソプに似せようとするも胡散臭いヨンの演じ分け方も素晴らしく、キム・ゴウンとウ・ドファンは登場した瞬間に【どちらか】分かる。

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さらに、激渋の悪役イ・リムを演じるのは、「愛してる、泣かないで」「百年の遺産」から『嘆きのピエタ』などに出演してきたイ・ジョンジン。イ・ゴンの命を狙うのみならず、半分に折れた笛を持ちながら韓国と大韓帝国を行き来し、双方に影響をもたらす悪事を働く。

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そのほか、カン・シンジェ(キム・ギョンナム)は10代のころ、初めて出会ったときからテウルのことが好きな“兄貴”で同僚刑事。ギャンブル漬けの母を持ち、テコンドー道場のテウル親子が家族同然。彼にもまた秘密があり、終盤に向けてパラレルワールドを繋ぐ重要な存在となっていく。

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欲深く野心家の大韓帝国総理ク・ソリョン(チョン・ウンチェ)もクセ者だ。小さな魚屋に生まれながらトップニュースキャスターとなり、やがて政界入りすると帝国初の女性&最年少総理の座にまで上り詰めた。ゴンとのゴシップで支持率も上がることから、皇后の座を狙っていたが…。

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伏線回収で見えてくる面白さ…キム・ウンスクの腕の見せどころ


パラレルワールドにドッペルゲンガーなど、壮大すぎて一見、難解と思われるストーリーでも、少しずつ謎が解け始める10話あたりからグッと面白さが増してくるのが今作。韓国と大韓帝国でドッペルゲンガーが入り乱れることから、「ここはどっち?」「この人物はどっち?」と、物語にじっくりと向き合わざるを得なくなる。

例えば、韓国のテウルたちが捜査している、頻発する殺人事件。当初、大韓帝国とは無関係に思われたが、次第に共通点が見えてくる。

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また、パラレルワールドを何度も行き来するゴンは、雷の日に稲妻が轟くたび、身体に亀裂が入ったかのような痛みが走るように。やがて、その亀裂は彼だけでなく、イ・リムやその腹心にも、そしてク総理にも現れることに。それは時空を超えた者の天罰なのか、それとももっと大きな罪を犯したからなのか…?


最終話に向け、張り巡らされた伏線が回収されつつはあるが、大韓帝国でヨーヨーを操る少年(キム・ボミン)が何者なのかはまだ明らかになっていない。彼は、韓国ではテウルにぶつかった自転車の少年だ。そのときテウルがIDカードを紛失したことで、その後ゴンの手に渡ることになる新しいIDカードが作成された。

さらに、ゴンとテウルの恋は遠距離どころではない、異世界をまたいだもの。「トッケビ」のごとく悲恋の運命が待ち受けているに違いなく…。

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これまでも、ヒョンビンの魅力を引き出した「シークレット・ガーデン」、チャン・ドンゴンの新境地となった「紳士の品格」、イ・ミンホ主演で一大ブームを巻き起こした「相続者たち」、ソン・ジュンギとソン・ヘギョを熱愛結婚させた(現在は離婚)「太陽の末裔 Love Under The Sun」など、数多くの魅力的なキャラクターを生み出し、時代を創ってきた脚本家キム・ウンスク。

30代となったイ・ミンホが、皇帝イ・ゴンとして大人の魅力を加えた甘くて苦いキャラクターで魅了する一方、キム・ゴウン演じるチョン・テウルは皆が夢中になった「愛の不時着」の“ユン・セリ”や「梨泰院クラス」の“オ・スア”“チョ・イソ”のように、困難の中でも自分なりの答えを見つけていくことができるのか、期待したい。

「ザ・キング:永遠の君主」はNetflixにて独占配信中。
《text:Reiko Uehara》

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