石田ニコル、命の危険を冒しても一途に走る主人公に胸熱『ライド・ライク・ア・ガール』

女性騎手のパイオニア、ミシェル・ペイン。オーストラリア競馬最高の栄誉「メルボルンカップ」で、前人未到の栄冠を手にした彼女の知られざる苦悩と激動の半生が、映画『ライド・ライク・ア・ガール』では描かれており、7月17日(金)より全国ロードショーを迎える。

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石田ニコル/photo:You Ishii
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  • 『ライド・ライク・ア・ガール』(C)2019 100 to 1 Films Pty Ltd
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女性騎手のパイオニア、ミシェル・ペイン。オーストラリア競馬最高の栄誉「メルボルンカップ」で、前人未到の栄冠を手にした彼女の知られざる苦悩と激動の半生が、映画『ライド・ライク・ア・ガール』では描かれており、7月17日(金)より全国ロードショーを迎える。

公開に先駆けて、モデル&女優として活動する石田ニコルが鑑賞。「女性の強さをすごく感じた」と大きな瞳を見開き興奮を隠せない様子の石田さんに、作品の見どころや、のめり込むほど好きなことがある素敵さについて、語ってもらった。

石田ニコル/photo:You Ishii
――『ライド・ライク・ア・ガール』をご覧になって、いかがでしたか?

石田:実話がベースなんですよね。これほど恋愛関係なしに、女性の人生を強さだけで描き切る映画はなかなかないので珍しいと思いましたし、ものすごく面白かったです。何より、ひとつのことに打ち込む、まっすぐなミシェルがすごく魅力的で…。特に最後のシーンは、本当にハラハラして前のめりで観てしまっていました(笑)。

石田ニコル/photo:You Ishii
――女性騎手として活躍するミシェルが、すごく魅力的に映っていたと思われたんですね?

石田:はい。ミシェルは、お金や地位や名誉とかは関係なしに、純粋に乗馬が好きじゃないですか。「このレースに出て勝ちたい」というシンプルな真っすぐさが、子供みたいに純粋な気持ちという意味で、タイトルの『ライド・ライク・ア・ガール』なのか、と思いました。

石田ニコル/photo:You Ishii
中盤あたりでは、ミシェルが落馬して大けがを負ってしまって、指の本数さえ数えられなくなりましたよね。そんなときでも、「○○年の優勝者の名前は?」と競馬のことを質問されたら、すぐに出てくる。本当に馬が大好きなんだなと伝わるシーンでした。

『ライド・ライク・ア・ガール』(C)2019 100 to 1 Films Pty Ltd
――落馬してからレースに復帰するまでは、非常にドラマティックな展開でしたよね。

石田:私としては、そこまで強くなれるほど好きなものがあることが、すごくうらやましいなと思いました。「あきらめないで」とか「頑張ろう」みたいなことって、たぶん本当に好きなことをやっていないと、できないんじゃないかなと思うんです。でないと、自分の命の危機にさらしてまで、もう1回馬に乗ることなんて、できないと思うから。

石田ニコル/photo:You Ishii
ミシェルが思うように体を動かせなくなって庭で座っているとき、馬が近寄ってきて体を寄せますよね。その後、ミシェルが涙を流しながら何とか馬に乗るじゃないですか。「次落ちたら、もう死ぬからね」とさんざん言われているのに乗る姿を、ミシェルのお父さんも台所から見ているけど、止めないんですよね。台詞はないけれど、「ああ…好きなんだね」と伝わるシーンですよね。一番好きなシーンです。

――挙げていただいた以外にも、好きなシーンはありますか?

石田:実は私自身も乗馬をするので、海沿いを馬に乗って颯爽と走るシーンはあまりにもキレイすぎて、「うわあ!!」と声が出そうになりました! 映像美においては一番好きなシーンで、私も「乗りたい」スイッチが入りました(笑)。

『ライド・ライク・ア・ガール』(C)2019 100 to 1 Films Pty Ltd
――ミシェルのように命を懸けてまで馬に向き合うことについて、ひいてはそういうスポーツについて、どう感じられましたか? 石田さん自身、ダイビング・スキンダイビングのライセンスを取得するほどなので、自然と対峙するスポーツに日頃から親しんでいらっしゃると思います。

石田:自然相手だと、全部命がけのスポーツだと思っています。ダイビングをやっていると、みんなに「よくそんなに危ないことやるよね」と言われるんですけど、そこじゃないというか…、絶対に敵わないからこその美しさがあるというか。

石田ニコル/photo:You Ishii
馬の気持ちはわからないけれど、自然はきっとそうだと思うんです。絶対に勝てないし、ないと生きていけない。ミシェルはお母さんやお姉さんを乗馬で亡くしていますし、お父さんにも反対されるけど、それをわかっていながらもやめられないくらい、いい意味でとりつかれていたんじゃないかな、と思います。

『ライド・ライク・ア・ガール』(C)2019 100 to 1 Films Pty Ltd
――ありがとうございました。最後に、これから本作をご覧になる読者に向けて、石田さんからお勧めのメッセージをお願いできますか?

石田:胸の奥のところがずっと苦しくて、ドキドキもハラハラもして、すごく美しいと思える1本です。ミシェルの女性としての強さに勇気づけられる人もいるんじゃないかな、と思います。

石田ニコル/photo:You Ishii
見終わったときに「ひとつのことをすごく好きなことは、こんなにも強いことなんだ」と感じたので、逆に言えば、「自分の中では何が一番近いんだろう?」と、自分で自分を見られる感覚になる作品でもありました。だから、この映画は背中を押してくれるというよりも、もうちょっと強くて、自分の中で止まっている箇所を進ませてくれるような作品です。悩んでいたり、「自分って何なんだろう」と思っている方が観ると、レールを1本ぐらい敷いてくれそうな気がします。



『ライド・ライク・ア・ガール』を観る

『ライド・ライク・ア・ガール』
7月17日(金)TOHOシネマズ シャンテ、イオンシネマ他全国ロードショー
監督:レイチェル・グリフィス
出演:テリーサー・パーマー、サム・ニール 
配給:イオンエンターテイメント
作品ページ:https://ride-like-a-girl.jp/
#ライドライクアガール


【PROFILE】
石田ニコル
1990年、山口県出身。
様々なファッション誌で活躍するかたわらTBS系「王様のブランチ」レギュラー出演をつとめる。
女優としての出演作品にはミュージカル「RENT」、「FACTORY GIRLS~私が描く物語~」ドラマ「ファーストクラス」「サムライせんせい」「勇者ヨシヒコ」「模倣犯」「悦ちゃん」「サバイバル・ウェディング」「まほう戦士ファントミラージュ」「相棒」、映画「キューティーハニー」「パラレルワールド・ラブストーリー」など。
2020年7月31日には映画「いけいけ!バカオンナ~我が道を行け~」(永田琴監督)が公開予定。
また秋にはミュージカル「FLASH DANCE」(9月12日~日本青年館ホール他)に出演をするなど活躍の場を広げている。


<提供:イオンエンターテイメント>
《text:赤山恭子/photo:You Ishii》

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