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古川雄輝×竜星涼のW主演で贈る、“一歩踏み出す”癒しの純愛ラブストーリー『リスタートはただいまのあとで』

人生の“リスタート”を描いた人気BLコミックの映画化『リスタートはただいまのあとで』が、9月4日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて公開される。

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『リスタートはただいまのあとで』 (C)映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会
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自分を好きになれず、挫折を感じていたひとりの男性が、ある男性との出会いから前を向いて一歩踏み出す…。そんな人生の“リスタート”を描いた人気BLコミックの映画化『リスタートはただいまのあとで』が、9月4日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて公開される。

W主演をつとめる古川雄輝と竜星涼は今回が初共演。ともに2010年にデビューし、それぞれの道で10年間走り続けてきた2人にとって間違いなく代表作の1つとなる、温かな癒しのラブストーリーだ。



古川雄輝×竜星涼、人気俳優が運命的な初共演


都会でつまずき、帰郷する狐塚光臣を演じる古川雄輝は、2013年に主演した「イタズラなKiss~Love in TOKYO」が日本・中国で大ヒットしてブレイク。同作の“入江くん”のようなインテリ(実際の彼もそうだが)、ツンデレ、ポーカーフェイスといったイメージで知る人は多いだろう。一見クールながらも内面に熱い情熱を秘めたキャラクターがよく似合う。

連続テレビ小説「べっぴんさん」や日韓合作『風の色』や『ライチ☆光クラブ』『となりの怪物くん』『屍人荘の殺人』といった話題作に参加し、2018年のドラマ「ラブリラン」では進化したツンデレぶりでファン層を広げた。

都会で挫折した男の苦悩見せる古川雄輝


『リスタートはただいまのあとで』 (C)映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会(C)映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会
最近ではラブコメディ「LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~」のITベンチャー社長のような、恋に不器用な“成功した”ビジネスパーソン役も板についてきた古川さんだが、本作では自分を全否定され、都会での会社生活と決別。田舎の農園でミカンやイチゴをもいだり、家具職人の父親と衝突したりとこれまでにない新しい姿を見せている。竜星さん演じる大和への想いを隠せず、わかりやすい嫉妬も見せる、愛すべき“弱さ”を持った青年役だ。


そんな光臣の心に初対面からぐいぐいと入り込み、嫌味なく距離を縮めていく熊井大和を演じているのが竜星涼。彼も2013年に「獣電戦隊キョウリュウジャー」の“レッド”で初主演を果たし、2016年にはパリ・コレデビュー。

『orange -オレンジ-』『22年目の告白-私が殺人犯です-』、連続テレビ小説「ひよっこ」、「同期のサクラ」ほか、ディズニー&ピクサー『トイ・ストーリー4』では声優を担当するなど話題の映画・ドラマに多数出演し、特に2018年「アンナチュラル」の怪しげな葬儀屋役は大きな注目を集めた。

前髪を下ろした竜星涼の圧倒的子犬感


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2020年夏は三谷幸喜作・演出の舞台「大地」への挑戦、『ぐらんぶる』『弱虫ペダル』が公開。その振り幅で観る者を魅了し続けているが、本作の大和役については、光臣役の古川さんが「漫画から飛び出てきたかのよう」と太鼓判を押すほど。井上竜太監督の要望で前髪を下ろし、子犬のように甘え上手な“弟キャラ”で新境地を見せている。

物語をさらに演出…情緒溢れる本作の舞台は?


『リスタートはただいまのあとで』 (C)映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会(C)映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会
長野県千曲市と上田市でのオールロケにより撮影された本作。上田市といえば、『サマーウォーズ』や大河ドラマ「真田丸」の影響で一躍人気スポットとなり、隣接する千曲市も永瀬正敏&窪田正孝共演の『ファンシー』、福原遥&佐藤大樹W主演の『四月の君、スピカ』などの風光明媚なロケ地として知られる。

本作でも山々に囲まれたのどかな田園や、そこを貫く一本道、たった2両きりの電車に、悠々と流れる千曲川など、大自然にいだかれた日本の原風景が映し出される。竜星さん演じる大和の大らかで世話好きな性格について光臣が第一印象で感じたような「馴れ馴れしさ」は、他者との距離感が近く、厳しくも包容する力がある土地柄から培われたものだろう。

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そんな故郷に数年ぶりに戻った光臣について、近隣の誰もが家具店を営む父(甲本雅裕)の後を継ぐために帰ってきたと考えている。会う人会う人から、そう話しかけられる光臣の気恥ずかしさや居心地の悪さは、地方出身者でなくとも少なからず経験したことがあるはず。

また、竜星さんは「役作りの一環」として、撮影終わりには「地元の人たちと一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んでいた」と語っており、まさに大和のような人なつこさで地元に溶け込んでいったよう。施設で育ち、18歳で熊井のじいちゃん(蛍雪次朗)の養子になった大和がこの地に溶け込もうと自ら輪に入っていった背景が浮かび上がってくるエピソードだ。

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“一緒にいるから”自分を愛せる…2人だからこその関係性


『リスタートはただいまのあとで』 (C)映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会(C)映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会
父に対してわだかまりを抱え、家具店を手伝うでもなく暇を持て余していた光臣はひょんなことから繁忙期の熊井農園に駆り出される。あの大和の「やろうで(やろうよ)、ん?」という何とも人たらしな“勧誘”に落ちない人などいない。

肉体労働など久しぶり、渋々と慣れない手つきで農作業に加わる光臣だったが、大和は根気よく「優しく、優しく」果物を扱えと繰り返し、一生懸命に育てたミカンやイチゴが愛おしくてたまらないといった感じ。自分も一生懸命に仕事をしてきたはずなのに…。そんな光臣の心情を察しているかのように、何も聞かない大和の屈託のない笑顔にいつの間にか光臣は癒されていく。

『リスタートはただいまのあとで』 (C)映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会(C)映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会
その一方で、大和の高校時代からの親友・上田(佐野岳)は、大和には“秘密がある”と意味深に話す。実はある事情から、大和もまた自分自身を好きになれずにいた。いつもニコニコと人当たりのよい笑顔で固めた“壁”を作っていたのは、自身を異質な存在と感じていた大和だった。

そんなときに唯一の居場所までも失いそうになり、大和はようやく光臣の前で“素顔”をさらけ出す。それまで大和の優しさに包まれてきた光臣が、その想いをお返しするような眼差しを向ける本作屈指の名シーンが誕生した瞬間だ。


この2人が出会うべくして出会ったからこそ、お互いが自分自身を見つめ直し、密かに抱え続けてきた向き合うべき試練とも対峙することができた。自分らしさを肯定することができたのだ。

光臣の隣には大和が、大和の隣には光臣が、いつでもいてくれたからこそ。あの田舎町では、2人でリスタートを切ってからのほうがむしろ大変かもしれない。それでも一本道を2人並んで歩く姿は、竜星さんが語ったように「とても美しく、たくましく」映る。

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いま、人生につまずいている人やふと立ち止まりたくなった人にこそ観てほしい、自分自身を愛すること、誰かを愛することの誇りを伝える、清々しいまでにポジティブなメッセージを持ったラブストーリーなのだ。

『リスタートはただいまのあとで』は9月4日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。

『リスタートはただいまのあとで』を観る
《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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