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『SLEEP』脳科学者との会話から生まれた睡眠時の“心と音の関係”

かつてない音楽ドキュメンタリー『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』から、睡眠時の心と音の結びつきに迫った本編映像が解禁。

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『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』(C)2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved 
『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』(C)2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved 
  • 『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』(C)2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved 
  • 『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』(C)2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved 
映画館で“眠り”と“目覚め”を体感する、かつてない音楽ドキュメンタリー『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』が公開中。この度、睡眠時の心と音の結びつきに迫った本編映像が解禁された。

>>『SLEEP マッ クス・リヒターからの招待状』あらすじ&キャストはこちらから

「睡眠時の心と音には結びつきがある」と直感していたという音楽家マックス・リヒター。そのアイディアをもとに“眠った状態のまま聴かせる8時間の曲”を作ろうとリヒターから相談を持ちかけられた、脳神経学者で友人のデイヴィッド・イーグルマンは当初驚きを隠せなかったという。

「人間の脳の中では850億個の神経細胞が個別に活動している」「一方 睡眠中はそれらの細胞が集団で動く、だから睡眠中の脳波を測ると緩やかな波が検出される」。では、脳波と親和性が高いのはどんなリズムか? どんな音の繰り返しがふさわしいか? 脳科学者と音楽家が会話を重ねることで、リヒターが目指した徐波(ノンレム)睡眠時の脳波とリズムが調和する音楽が、どのようなプロセスを経て生み出されたのか。その一端を垣間見ることができるシーン映像となっている。


マックス・リヒターといえば、クラシックとエレクトロニック・ミュージックを融合させて作られるポスト・クラシカルの旗手であると同時に、いま映画音楽の世界においてもっとも重要なアーティストの1人。

『戦場でワルツを』でヨーロッパ映画賞作曲賞、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』でハリウッド音楽メディア賞作曲賞を受賞したほか、ブラッド・ピット主演『アド・アストラ』では先日3月14日に開催された第63回グラミー賞で最優秀スコア・サウンドトラック賞にノミネート。

『メッセージ』のオープニングとエンディングに印象的に使用されたオリジナルスコア「オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト」は日本でも、iTunes クラシック・チャート1位を獲得した。

『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』(C)2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved 
劇中ではそんなリヒターと彼の公私に渡るパートナーであり、本コンサートも一緒に作り上げてきたユリア・マールへのインタビューや、15年間にわたって彼女が撮りためていたリヒターの創作の様子を捉えたプライベート映像、そして彼が作曲家として成功するまでの苦難の道のりやマールとの繋がりも明らかにされていく。監督は「U2」ボノやサム・スミスなど様々なミュージシャンとコラボレートしてきたナタリー・ジョンズが務める。

『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』は新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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