2018年7月、真夜中のロサンゼルス。総合芸術施設であるグランド・パークに、一人のミュージシャンがやって来た。“眠り”をテーマとした異色のコンサート【SLEEP】の中で演奏される「SLEEP」の作曲を手掛けたマックス・リヒターだ。コンサートは明け方まで約8時間以上に渡って続くため、リヒターをはじめ演奏者たちは準備に余念がない。やがて観客たちが入場。ステージの前には簡易ベッドが並び、観客は寝袋を出したり毛布を広げたり、それぞれのやり方でコンサートに備える。驚くべきことに、ミュージシャンが演奏中に観客は寝てもいいし、会場を自由に歩き回っても、外に出ても構わないのだ。そんな型破りなコンサートをリヒターが思いついたのは、睡眠に対する素朴な興味からだった。睡眠は人間にどんな影響を与えているのか。音楽はどんな風に人間の脳に影響を与えるのか。
ナタリー・ジョンズ
かつてない音楽ドキュメンタリー『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』から、睡眠時の心と音の結びつきに迫った本編映像が解禁。
『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』より、アントワープ大聖堂でのイベント舞台裏を映した本編映像がシネマカフェに到着した。
ドキュメンタリー『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』より、本予告映像が公開された。
8時間以上におよぶ“眠り”のためのコンサート「SLEEP」を映画館で体験できるドキュメンタリー『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』の日本公開が決定した。