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【インタビュー】デビューから15年、向井理の引き出しの秘密「いろいろやっていくと、欲が出てくる」

俳優の向井理は、2021年でデビュー15周年を迎えた。洒脱な雰囲気は当時から変わらないが、近年においては、少しリラックスしたような温かみまでも、持ち合わせているように見える。

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向井理「連続ドラマW 華麗なる一族」
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俳優の向井理は、2021年でデビュー15周年を迎えた。洒脱な雰囲気は当時から変わらないが、近年においては、少しリラックスしたような温かみまでも、持ち合わせているように見える。

「今年で15、16周年なのかな? 振り返ることはあまりないですし、“こういう人になりたい”というのも、特にはないんです。ああ…! けど、ドラマ『華麗なる一族』で共演した中井貴一さんのスタンスは、すごく素敵だなと思っています。僕はまだ引き出しが全然足りていないので、もっともっと、いろいろなことを経験していかないと」。

向井さん本人はこう話すが、フィルモグラフィーをたどると、その“経験”はとても多彩で、俳優としての確かな歩みが感じられる。最近では、松居大悟監督とタッグを組んだ「バイプレイヤーズ」での「向井理」本人役での出演、そのひょうきんな演技も話題になったばかりだ。

向井理「連続ドラマW 華麗なる一族」
「松居くんとは何度かやっていて、あれも、台本通りではあるんですよ(笑)。ただ、別にコメディだから軽いとか、シリアスだからしっかりやるとか、そういうことはないです。あくまでもひとつの作品なので。僕としては、そうやって全然違う役で呼んでいただけることが、本当にありがたいことだと思っているんですよね」。

そこまで言い終わると、向井さんは、「いろいろやっていくと、結局、欲が出てくるんですよ。“違う役やりたい”とか、“シリアスをやったらコメディをやりたい”という感じで。だから、バランスよくやれればいいなぁって思う」と、役のバリエーションについても言及する。その思いは、いわゆるブレイクを迎えた20代後半の頃から感じていたことだった。

向井理「連続ドラマW 華麗なる一族」
「当時、朝ドラで『ゲゲゲの女房』をやったときに、すごく感じたんです。『ゲゲゲ』のときに、ちょうどTBSのすごくシリアスなドラマ『新参者』もやっていて。その後、日本テレビで『ホタルノヒカリ2』という、ラブコメディに出て、と。確かに忙しかったけど、いろいろなジャンルの作品に出ていたから、意外とストレスはありませんでした。

シリアスな演技をやっていると、ふざけたくなるんですけど、絶対ダメじゃないですか(笑)? それをコメディで発散できたり。で、ちゃんと芝居をやりたいなと思ったら、シリアスでやれたりとか。だから、いろいろな作品をやることは、役者としては意外と、精神衛生上いいことのような気もしています」。

《text:赤山恭子》

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