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佐藤健「自分の中に剣心という人が下りてきた感覚」『るろ剣』10thアニバーサリーイベントに有村架純&江口洋介ら登壇

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の公開を前に、10thアニバーサリーイベントが開催、主演の佐藤健、有村架純、江口洋介、大友啓史監督が登壇し思いを語った。

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『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10thアニバーサリーイベント (C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10thアニバーサリーイベント (C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
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  • 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
  • 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
  • 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
  • 『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』 (C) 和月伸宏/集英社  (C) 2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
5月17日(月)、映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の公開を前に、シリーズ10thアニバーサリーイベントが開催、主演の佐藤健や、有村架純、江口洋介、大友啓史監督が登壇。シリーズ全作の主題歌を手掛ける「ONE OK ROCK」Takaからのスペシャルメッセージも到着した。

>>『るろうに剣心 最終章 The Beginning』あらすじ&キャストはこちらから

本イベントでは参加した佐藤さんらが、『るろうに剣心』シリーズ完結編である本作についての想いを改めて語った。この日の模様はYouTube、LINE、Twitter、Instagramの各プラットフォームにて配信され、抽選で選ばれたファンの方がリモートで参加、キャストや監督が質問にも直接回答する場面も。さらに、本作の予告映像がイベント内で初解禁され、『るろうに剣心』の全主題歌を担当してきた「ONE OK ROCK」のTakaからのスペシャルメッセージも披露されるなど、盛りだくさんの内容となった。

まず、現在公開中の『The Final』が26億円を超える大ヒットを記録していることについて、佐藤さんは「本当に支えてくださって感謝です」と改めて深く感謝。「僕の友人もまだ『The Final』を観れてない。本当の公開日は緊急事態宣言が明けて“真の初日”を迎えられたらと思っています。その公開に向けて大きな花火を打ち上げたいです」とコメント。それを受け、監督は「観たくても観れてない方々がいるので、俺も健くんの言う通りだと思います。公開に向けて僕も何でもします!!(笑)」と、まだまだ盛り上がりを見せる本作をまだ目にしていないファンに向けて語った。

佐藤健&有村架純、共演は「不思議な夢の中のような感覚」


『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10thアニバーサリーイベント (C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
『The Beginning』の撮影をふり返り、佐藤さんは「最初から監督とは気持ちを共有できていた気がします。今までとは違う作品になると思っていたので、現場での居方も自然と変わっていました」と回顧。そして、佐藤さんとの共演について、「撮影は健さんとほとんど一緒の撮影で、一つ一つを丁寧に紡ぐことができたと思います。1か月~1か月半の撮影期間が長かった一方で、あっという間にも感じました。とても不思議な夢の中のような感覚でした」とふり返る有村さん。

すると、佐藤さんも「僕もです。同じ夢の中にいたのかもしれない(笑)ふわふわした不思議な感覚でした」と共通の思いだったことを明かした。続けて、「地に足を着けて撮影に挑んだのに、現実なのか幻想なのか、あまりにも美しくて曖昧でした。不思議な世界観で映画が続いていき、そのままその感覚が画に映っていたと思います」と他シリーズとは異なる体験となったよう。

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10thアニバーサリーイベント (C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
お互いの印象について尋ねられると、佐藤さんは有村さんを「巴と同じくらいミステリアス。心の底で何を考えているかわからない。『もっと知りたい』と人に思わせてくれるような人」と表現。一方、有村さんは「現場で安心して身をゆだねられる方」とコメント。それを聞いた佐藤さんが、「ゆだねてた!?(笑)有村さんはセリフを間違えたことない。どんなに長いセリフも言えていて、1人でちゃんと立っていた。自立していた(笑)」と会場の笑いを誘った。

江口洋介「『るろうに剣心』に戻ると現場はいつも戦場」


『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』 (C) 和月伸宏/集英社  (C) 2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
また、『The Final』と『The Beginning』は時代背景の全く違う作品であり、2作品とも出演している江口さんは「撮り終える前に、また長い旅が始まるねって健君と話したことを覚えています。7~8か月、別作品の撮影も挟みながら、緊張感をずっとキープしないといけないのは大変でした。『るろうに剣心』に戻ると現場はいつも戦場で(笑)無事に、この2作品を皆さんに観てもらえたら、おいしいお酒が飲めるかなと思います」とコメント。

監督は1作目当時は本シリーズの構成はなかったものの、「志々雄と剣心は描きたいと思っていた。ただ、健くんと『The Beginning』はやらなきゃいけないねと話したのは覚えています」と当時をふり返った。

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10thアニバーサリーイベント (C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
そして今回、この場で特別に『The Beginning』の予告が初披露。江口さんは「今回僕がこの作品で演じた斎藤一は、もうすでに死んでいるような雰囲気をまとっている。この作品での新選組は人斬りの集団。本当はものすごく凄い時代に生きていたという、他作品とは違った“新選組”の生き方を描いているのかなと思います」と語り、そのほかの新選組を描いた作品とは一線を画す作品に仕上がっていると期待を込めた。

ワンオクTaka「『るろうに剣心』は共に歩んできた同志」とメッセージ


『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
映像にあわせて「ONE OK ROCK」の主題歌も流れ、その楽曲を手掛けた『るろうに剣心』シリーズには欠かせないメンバーである「ONE OK ROCK」のTakaさんよりスペシャルメッセージが到着。

【ONE OK ROCKのTakaからのメッセージ】
僕は圧倒的に『The Beginning』が一番好きです。この大好きな映画に自分たちが作った曲のタイトルを入れていただけたということにも、監督の愛をすごく感じました。緋村剣心は健にしかできなかったって、『The Beginning』を観るたびに思うんです。だから僕らはそこに寄り添って、彼の心情を掬ってあげるような気持ちで、最後に曲を届けられればいいなっていうのをイメージして、今回の楽曲を作りました。『るろうに剣心』は共に歩んできた同志です。これは健に対しても、剣心に対してもそうですし、そこはふたつでワンセットなんですけど。本当に……ありがとう、っていう感じです。

すると佐藤さんは「本当にいい曲です。作品毎にそう思いますが、今回の『The Beginning』の楽曲が一番好きかもしれないです。Takaが『The Beginning』を観て、“この作品が一番好きだわ”って言ってくれた。Takaも侍魂を持っているので、この時代に生きる人間たちに共感してくれたのかなと思います」と語った。

また、巴がある理由で剣心に近づき、それが究極の出会いへと繋がっていくというストーリーにちなみ、“究極の出会い”を尋ねられた佐藤さんは、「もちろん、『るろうに剣心』ファミリーとの出会い」と言い切る。江口さんも「この『るろうに剣心』という作品に出会えたことは大きい。よく10年後に“あの映画のあの場面のように…”と後々の作品に影響してくる時があるんですが、この作品もそうなると思います」と確信を語る。

監督は「撮影していて、現場で二度と出会えない瞬間との出会いがあって。奇跡的に芝居や風向き、カメラワークなどすべてが合致した瞬間」と語り、「この作品でも剣心と斎藤一の出会ったシーンなど素晴らしいカットがたくさんある。中でも10年前の一作目のカットを繋いでいるシーンがあります。そんなことができる作品はそうそうない。奇跡だと思います」と本作への期待を高まらせた。

自分の中に剣心という人が下りてきた感覚


『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
最後、江口さんは「この作品に10年携わって、最初は全く『るろうに剣心』を知らず原作を読むところからでした。シリーズ毎に予想を超える作品が完成して…今回もまたすごい作品に仕上がっています。まだ『The Final』を観れてない方は2作品連続で観れる喜びがあると思うので、ぜひ大画面で楽しんで欲しいです」とコメント。

監督は「10年もの間、『るろうに剣心』という作品で戦ってきました。改めて美しいプロジェクトだったと思うし、公開を迎える最後まで皆さんと一緒に走り抜けたいと思っています」と熱い想いを口にする。

有村さんは「この10年間、キャスト&スタッフが命を懸けて撮影をしてきて、皆様のもとへ届けてきた作品だと思います。熱い思いが込められた、そんな作品に一緒に挑戦させていただき、皆様に届くのは緊張しますが、ぜひ見届けていただけたら嬉しいです」とコメント。

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
そして「『The Beginning』は非常に描きたいエピソードで、これを描かずに『るろうに剣心』シリーズを描いたとは言えないと思っていました」と佐藤さん。「どのように剣心の十字傷がついたか、なぜ消えないのか…そこには深い悲しみや感情が刻み込まれています。頬に十字傷がある限り剣心は悲しいんです。今までの過去作では、その想いを心に秘めて剣心を演じてきました」と明かす。

「『The Beginning』を撮影している時間は本当に夢のような時間でした」と改めてふり返った上で、「今までは剣心という“キャラクター”を演じている、という感覚でしたが、『The Beginning』の撮影をしながら、『幕末の時代に、剣心という人が本当に存在していたんじゃないか』と思うくらい、自分の中に剣心という人が下りてきた感覚になりました。ここまで役と一体化したのは初めての経験。自分にとって特別で、皆さんの期待に応えられるような作品になっていると思います」と熱く語り、イベントを締めくくった。

『るろうに剣心 最終章 The Final』は全国にて公開中、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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