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シスターフッド映画『Rocks』ほか配信!Bunkamuraル・シネマ独自のオンライン映画館8月オープン

東京・渋谷の映画館、Bunkamuraル・シネマによるオンライン映画館「APARTMENT by Bunkamura LE CINEMA(以下APARTMENT)」が8月オープンすることが決定。メインビジュアル、上映作品と各予告編を公開した。

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APARTMENT by Bunkamura LE CINEMA
APARTMENT by Bunkamura LE CINEMA
  • APARTMENT by Bunkamura LE CINEMA
  • 『Rocks/ロックス』(C)GIRL UNTITLED LIMITED
  • 『Romantic Comedy/ロマンティック・コメディ』
東京・渋谷の映画館、Bunkamuraル・シネマによるオンライン映画館「APARTMENT by Bunkamura LE CINEMA(以下APARTMENT)」が8月オープンすることが決定。メインビジュアル、上映作品と各予告編を公開した。

「APARTMENT」は、1989年のオープン以来ミニシアターブームをけん引してきたBunkamuraル・シネマが、独自に権利を取得した日本初公開作品を中心にオンラインで配信上映するサービス。劇場本体で上映される作品とは異なるラインナップ編成を行う。

オープニングを飾るのは、2021年英国アカデミー賞で『ノマドランド』の7部門を上回る最多8部門でノミネートされ、「最もパワフルなシスターフッド映画」と評された『Rocks/ロックス』(サラ・ガヴロン監督)。

そして、リレーションシップ、ロマンス、そもそも映画を観ることについて、『恋人たちの予感』から『ブリジット・ジョーンズの日記』『ゴッズ・オウン・カントリー』まで幾多の恋愛映画の名場面を引用しつつ、その魅力とこれからについて語り合うフィルム・エッセイ『Romantic Comedy/ロマンティック・コメディ』(エリザベス・サンキー監督)の2本。月額などを支払うサブスクリプション形式ではなく、1本ごとに買い切りの有料鑑賞となる。

「APARTMENT」の名称は、「ひとりでも、親しい誰かとでも、ひとりひとりに寄り添う映画を、よりパーソナルな空間で心地よい孤独とともに楽しむ空間」というコンセプトに由来。メインビジュアルはこのコンセプトを象徴する、イラストレーター・ototoiによるイラストを掲載、併せてオープニング作品の日本語字幕付き予告編も公開した。

『Rocks/ロックス』英国アカデミー賞で最大のサプライズ




メイクアップ・アーティストになることを夢見る、イースト・ロンドンの公営住宅で暮らす15歳の少女ロックスが主人公。混じり合うロンドンの公営住宅=カウンシル・エステートを舞台に、社会問題と思春期の少女の心の動きを、真摯な眼差しと力強い手触りでリンクさせた。

『Rocks/ロックス』(C)GIRL UNTITLED LIMITED
『ファーザー』『ミナリ』『ノマドランド』と、錚々たる話題作が肩を並べた2021年の英国アカデミー賞で、ノミネーション発表の段階で最大のサプライズとして迎えられたのが、本作『ROCKS/ロックス』。ほぼ全てのキャストがプロの俳優ではなく無名、作品知名度の圧倒的な差にもかかわらず、監督賞・主演/助演女優賞の主要部門、公募部門のライジング・スター賞を含め『ノマドランド』を上回る最多8部門ノミネートを果たし、主役のロックスを演じたブッキー・バックレイは見事ライジング・スター賞を受賞。その快挙はオーディエンスに鮮烈な感動をもたらした。

「最もパワフルなシスターフッド」と評され、「ガーディアン」「エンパイア」「テレグラフ」など多くのメディアで最高評価の5つ星を記録、ロッテン・トマトでも97%フレッシュをキープする本作の監督は、20世紀初頭のロンドンで女性の参政権を求め闘う「サフラジェット」を描き絶賛された『未来を花束にして』のサラ・ガヴロン。

撮影には『17歳の瞳に映る世界』『幸福なラザロ』『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』のエレーヌ・ルヴァール、英国アカデミー賞を受賞したキャスティング担当には『アメリカン・ハニー』『フィッシュ・タンク』『アタック・ザ・ブロック』のルーシー・パーディーと、確かな腕を持つスタッフが集結。さらに、ロンドンの演劇シーンでデビュー直後から注目を集めるテレサ・イココ、TVシリーズで高評価を得たクレア・ウィルソン、ふたりの新星が脚本に息吹を吹き込み、Ray Blk、Jorja Smith、Little Simzらの楽曲がサウンドトラックで映画を彩る。

『Romantic Comedy/ロマンティック・コメディ』名作が続々登場




ティーンエイジャーの頃、私はロマコメ映画に狂おしいほど恋をしていた。ロマコメ映画は孤独への不安を和らげ、甘美な人生が待っていると約束してくれた。大人になった今はいろいろなことを考えてしまう。なぜ『プラダを着た悪魔』でアンディはネイトの誕生日に怒られるの? マグノリアのカップケーキじゃだめ? ブリジット・ジョーンズが57kgでオーバーウェイトだとバカにされるなら、私はどうなるのだろう。ロマコメ映画ではなぜ、キャリアウーマンはみんな惨めに描かれるの? みなが白人で、異性愛者で、誰もが結婚を望む、非現実なおとぎ話の世界。なのに、なんで私はまだロマコメ映画を観てしまうのだろう。何度も、何度も。あなたはどう思う? ロマコメ映画のこと――。

『Romantic Comedy/ロマンティック・コメディ』
多くの人々に深く愛されている一方で、本格的な分析はほとんどなされてこなかったロマコメ映画。本作は幾多の名作映画の実際のシーン映像を抜粋し、「あの映画を観たときの高揚」を観客とともに追体験しながら、「ロマコメ映画とは?愛とは?」というテーマを探求し、自己発見の旅に出るフィルム・エッセイ。

監督はインディポップ・バンド「Summer Camp」として活動し、本作と同様のスタイルで青春映画について語ったドキュメンタリー『ビヨンド・クルーレス』のサントラも勤めたエリザベス・サンキー。『ラブ・アクチュアリー』『(500) 日のサマー』『恋人たちの予感』『プリティ・ウーマン』『プラダを着た悪魔』『メリーに首ったけ』『ブリジット・ジョーンズの日記』などなど、膨大な数の名シーンを巧みに切り取り、自らのボイスオーバーで個人的な想いを重ねつつ、サウンドトラックも手掛ける。

監督以外の「声」として、「このサイテーな世界の終わり」『ロブスター』で注目を集めるジェシカ・バーデン、前述の『ビヨンド・クルーレス』の監督チャーリー・ラインをはじめとして、「Pitchfork」「NME」「Rolling Stone」等のカルチャーメディアで活躍する批評家やライターたちが集結。多様な視点からロマコメ映画について語り尽くす。

「APARTMENT by Bunkamura LE CINEMA」は8月サービス開始予定。
《シネマカフェ編集部》

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