世界が絶賛『17歳の瞳に映る世界』主演シドニー・フラニガン、出演の決め手は「力強いシナリオ」

『17歳の瞳に映る世界』主演シドニー・フラニガンと、“いとこ役”タリア・ライダーのインタビューが到着。

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『17歳の瞳に映る世界』 (C)2020 FOCUS FEATURES, LLC. All Rights Reserved.
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  • 『17歳の瞳に映る世界』ポスタービジュアル (C)2020 FOCUS FEATURES LLC
望まない妊娠をした少女の数日間の旅路を描いた『17歳の瞳に映る世界』。本作で見事スクリーンデビューを果たし、全米の映画祭で俳優賞を総なめにした主演シドニー・フラニガンと、スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』にも起用された“いとこ役”タリア・ライダーのインタビューが到着。すでに日本でも話題を呼んでいる2人の演技と関係性がどのように生まれたのか、その理由が分かるものとなっている。

>>『17歳の瞳に映る世界』あらすじ&キャストはこちらから

主人公オータムを演じた、新星シドニー・フラニガンは、本作で初めて演技をして映画出演を果たし、歌声も披露して喝采を浴び、全米の映画賞でブレイクスルー賞、女優賞を総なめにした。

『17歳の瞳に映る世界』 (C)2020 FOCUS FEATURES, LLC. All Rights Reserved.
シドニーが本作へ出演することになったのは、彼女が14歳のときにエリザ・ヒットマン監督のパートナーが撮影していた『Buffalo Juggalos』という作品のロケハンでヒットマン監督と出会い、フェイスブック上で友達になったことがきっかけだった。「(エリザは)私が部屋で音楽を演奏している動画をフェイスブックで見て、私が20歳の時に『17歳の瞳に映る世界』のオーディションに来ないか、とメールをしてきました」。エリザの目に止まり、映画のオーディションに誘われたシドニーだったが、シンガーソングライターである彼女は演技について「やりたいかどうかわからなかった」と明かす。

初めての映画撮影の心細さ、「これこそがオータムが経験すること」


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しかし、脚本を読み「私にとって、とても重要な物語。リアルで、誰にでも起こりそうな力強いシナリオ」と感じたシドニーは「自分に何ができるか確かめよう」と監督からの誘いをチャンスと捉え、挑戦することを決意したという。そんなシドニーも、初めての映画撮影の現場では心細く、気が弱くなっていたが「これこそがオータムが経験することなんだ」と受けとめ、妊娠をしたことを親にも相談できないまま、ペンシルベニアからニューヨークへ旅に出るオータムの孤独や暗闇を体当たりで演じた。

頑固で、なんでも自分ひとりで解決しようとするオータムには、心に寄り添ういとこのスカイラーがいる。オータムの近くでいつも彼女の良き理解者となり、言葉を交わさなくともお互いの心を支え、前に進む原動力になっている2人の関係は本作の見どころの1つ。

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いとこのスカイラーを演じたタリア・ライダーは「スカイラーはとても賢い女の子」だと説明する。アルバイト先のスーパーでは客にしつこくパーティーに誘われ、店員からは手を握られセクハラをされる。苦々しく思うことばかりで、つい「男だったらと思う?」とオータムに聞くなど、女性としての生きにくさを多く経験している彼女だが、「世界には不公平があること、男の子と女の子の違いもある。あの年で、自分に若い女子としての魅力があることも気づいている」と、大人びた魅力の理由について分析する。

もしシドニーに同じことが降りかかれば「同じ方法をとる」


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作品で描かれる2人の絆は素晴らしいものだが、現実でも2人は縁を感じていたようだ。シドニーはタリアについて「同じ(ニューヨーク州)バッファローの出身だと知って、それだけでつながりを感じた」とふり返る。そんな2人に対してヒットマン監督は、さらに絆を深めるべく宿題を出したという。

「この映画で描かれる旅とセリフと、プライベートに関する個人的な性格を表す質問に対して、答えをノートに書きました」とシドニー。それを翌日に交換し合ってお互いの理解を深め、壁をなくして撮影に挑んだ結果、シドニーが「撮影時間以外も本当に仲の良い友人になれました」と言えば、タリアも「もしシドニーに映画と同じようなことが降りかかれば、私はオータムを守るためにスカイラーがしたように、シドニーにも同じ方法をとるでしょう」と語り、劇中同様、堅い絆が生まれたことを語った。

最も印象深い“質問シーン”は「感情と経験を頭の片隅から引き出した」


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完成した本作を見た感想と観客の反応について、タリアは「彼女たちが危機を乗り越え17歳らしい素朴さを見せる、純粋な唯一のひとときに涙が溢れました。サンダンスでもベルリン映画祭でも、瞳を濡らした人々が劇場から出てくる姿を見ました。どちらの映画祭でも、何人もの女性が私のところへ来て、オータムとスカイラーの物語と映画への感謝を伝えてくれました。観客のみなさんがこの物語にある種の聖域を見つけ出したのだと、とても心が温まりました」と語る。

また、シドニーは本作の原題である「Never Rarely Sometimes Always」(全くない 稀にある 時にはある 常にある)と質問されるシーンについて、「自分の感情と経験を頭の片隅から引き出しただけです。でも、それはとても繊細でパーソナルなことだから何も言いたくない」と語った。

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シドニーの待機作は『Rounding』(原題/アレックス・トンプソン監督)。シンガーソングライターとしても活躍し、「Starjuice」というバンドのフロントマンでもある。労働者階級の町、人間関係、不安、ティーンエイジャーの怒りを表現する楽曲をアコースティック・ギターにのせて歌っている。

一方、タリアは12歳でミュージカル「マチルダ」のホーテンシア役でブロードウェイに出演。また、15歳にしてミア・マイケルズ監督・振付による、ダンスによって社会正義を訴えた短編映画『Only we know』を製作。12月10日公開予定『ウエスト・サイド・ストーリー』に出演、ブロードウェイの常連や著名俳優と共に「ジェッツ」のコーラスを務めている。英国版「VOGUE」の「2021年ハリウッドの新時代をリードする6人の俳優」に選出されている。

『17歳の瞳に映る世界』は7月16日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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