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『わたしはダフネ』チャーミングな人柄が伝わる新写真到着、奥山佳恵「子どもが親を越えていく瞬間がある」

『わたしはダフネ』から、快活でチャーミングなダフネの日常が感じられる新場面写真が解禁、女優でタレントの奥山佳恵からインタビューコメントが到着。

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『わたしはダフネ』(C)2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
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  • 『わたしはダフネ』(C)2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
  • 『わたしはダフネ』フェデリコ・ボンディ監督とカロリーナ・ラスパンティ (C)2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
イタリア、トスカーナ地方を舞台に、愛する家族を突然失ったダウン症を持つ快活な女性と老いた父を描いた映画『わたしはダフネ』。この度、ダフネの日常が感じられる新場面写真が解禁、さらに女優でタレントの奥山佳恵からインタビューコメントが到着した。

>>『わたしはダフネ』あらすじ&キャストはこちらから

SNS上ではすでに鑑賞した観客から「ダフネを演じた自身もダウン症のカロリーナ・ラスパンティの生命力溢れる演技に魅了される」「ダフネがとってもチャーミングで、ラスト、こんな発見をしていたのと思うと愛おしすぎた」「ダフネの言葉のチョイスやちょっとした見栄を張るときの表情がすごく素敵」など、カロリーナ・ラスパンティ演じるダフネに魅了される人が続出。

また、「何だか優しい気持ちをもらえる映画」「こんな優しい世界が当たり前の世界だと良いのに」「他者を認め違いを認め、隣にいる人へそっと手を差し伸べる力強さが今の世界には必要だ。時間をかけて丁寧に映す父娘の旅路、彼女達の強い眼差しに勇気を貰う」といった、作品の持つ人への眼差しの優しさや温かさに心打たれている感想も多く見られる。

『わたしはダフネ』(C)2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
今回新たに解禁された場面写真からは、ダフネの明るくユーモラスでチャーミングな人柄と、父親や友人、仕事先の同僚と日々の生活を楽しむ様子を垣間見ることができる。

奥山佳恵が語る「“ダフネ”がとても魅力的な人物になっている」理由


『わたしはダフネ』(C)2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
奥山さんは2015年にダウン症を持つ次男の「育児日記」を公開したエッセイ「生きてるだけで100点満点!」を発刊し、その後も家族との日常を綴ったブログや東京新聞での連載が人気を呼んでいる。

奥山佳恵奥山佳恵
物語後半で、父ルイジがダフネが誕生した日の葛藤を語るシーンにとても共感したという奥山さんは「劇中でルイジが亡き妻に『赤ちゃんのにおいを嗅いで』と言われたことを話しますが、私もまさに息子のにおいを嗅いで同じなんだなと思ったんです。私たち親であっても、やっぱり一人の人間としてきちんと関わっていかないと、子どものことを理解することはできない。親の思い、特に揺れ動く思いは世界で共通しているんだと思いました」と言う。

『わたしはダフネ』(C)2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
ダフネにとって最愛の母である、妻マリアを亡くし、1人でダフネを支えなければと塞ぎこんでしまうルイジ。そんな父に、母の故郷への旅を提案したのはダフネだった。その父娘の関係性を見て奥山さんは、「子どもが親を越えていく瞬間ってありますよね。親からすると“育てている”と思ってるけれど、ある日軽々と子どもが親を越えていく瞬間があります。それは子育てをしている親であれば誰しもが通る道なんだなと思いました」と話す。

また、塞ぎ込むルイジとは対照的に、ダフネは友人や勤務先の人たちに支えられ徐々に日々の生活に戻っていく。「子どもを育てていく人員は多いほうが良いと思っています。親子・家族という小さな関わり合いだけではなく、いろんな人が関わり合っていくことが大事だし、障がいがあれば尚のことまわりの人に知ってもらうことはとても大切なこと」と、自身の経験を思い返しながら語る。

『わたしはダフネ』(C)2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
本作ではダフネを演じたカロリーナの魅力を最大限に引き出すため、フェデリコ・ボンディ監督は彼女に台本は渡さず、彼女が演技しやすい環境を整えたという。そのことを聞いた奥山さんは、「“彼女ファースト”の撮影だったってことですよね。素敵です。これって映画撮影だけではなく全てのことに言えると思うんですが、障がいのある人への接し方の一つに、“できないことをできるようにしよう”って多いと思うんです。確かにそれはある意味生き方の一つではあるんですが、そればかりでもないのかなと」。

「できることがあればできないこともある。それは全ての人に言えることだと思うので、その人を変えるんじゃなくて、周りが合わせる、周りが変わっていくっていうことを考えていくと、まるっと世の中が生きやすくなるんじゃないかなと。人への寄り添い方として、一つの生き方の選択肢としても大いにアリなことだと思います」と奥山さん。

『わたしはダフネ』(C)2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
「この作品で言えば、主演のカロリーナさんの個性を尊重したことで“ダフネ”がとても魅力的な人物になっています。観ている私たちが魅了されているのは、“ダフネ”という役柄の女性なのか、本来のカロリーナさんが放つものに惹かれているのかわからないけれど、どちらにしても嘘がないから響くものがあるんだと思いました」と、改めてカロリーナが演じた“ダフネ”の魅力に触れた。

なお、上映館の神保町・岩波ホールでは、7月24日(土)18時30分の回上映後にダフネを演じたカロリーナとボンディ監督のオンライン登壇によるトークイベントが開催予定。岩波ホールでの『わたしはダフネ』チケット半券の提示でトークのみの参加も可能となっている。

『わたしはダフネ』フェデリコ・ボンディ監督とカロリーナ・ラスパンティ (C)2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
『わたしはダフネ』は岩波ホールほか全国にて順次公開中。
《シネマカフェ編集部》

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