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隣人として暮らす恋人同士に立ちはだかる障壁『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』4月公開

隣人として暮らす同性カップルの前に立ちはだかる社会の障壁を描く、アカデミー賞国際長編映画賞仏代表作品『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』(原題:Deux)が、公開決定。

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隣人として暮らす同性カップルの前に立ちはだかる社会の障壁を描き、第93回アカデミー賞国際長編映画賞仏代表&第46回セザール賞新人監督賞を受賞した話題作『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』(原題:Deux)が、4月8日(金)より全国順次公開決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。

物語の舞台は南仏モンペリエ。眺めのいいアパルトマン最上階、向かい合う部屋を行き来して暮らすニナとマドレーヌは、世間的には隣人同士で、仲の良い友人。だが実際は、長年密かに愛し合ってきた恋人同士だった…。

2019年トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションでワールドプレミアを飾った本作の監督・共同脚本を手掛けたのは、長編監督デビューながら成熟した演出を見せたイタリアの新たな才能フィリッポ・メネゲッティ。2021年に、セザール賞新人監督賞を受賞、最優秀女優賞、脚本賞へのノミネートを始め、同年のリュミエール賞では新人監督賞と最優秀女優賞受賞(バルバラ・スコヴァ&マルティーヌ・シュヴァリエがW受賞)の3冠。さらに、アカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト(仏代表)に選出され、「ロッテントマト」批評家スコア98%(1月27日時点)を記録するなど絶賛を受けている。

この度、解禁された予告編は、60年代の懐かしのヒット曲「愛のシャリオ」で幕をあける。ローマへの移住計画を目前に控えた2人の幸せな日常は、マドレーヌを突然襲った病により一変する。最愛の人と築き上げた平和な日常が突如崩れ去ったとき、自らの手で人生を取り戻すべく抗う彼女たちが選んだ答えとは…。

ニナ役を演じるのは『ハンナ・アーレント』(12)のバルバラ・スコヴァ、マドレーヌ役にはフランスの名門国立劇場コメディ・フランセーズの団員でもあるマルティーヌ・シュヴァリエ、マドレーヌの娘アンヌ役に『ジュリアン』(18)のレア・ドリュッケールほか、独仏を代表する実力派たちが顔を揃えた。

社会の障壁の中で、愛する人との自由な生活を取り戻すために闘う女性たちを、2大女優の圧倒的な演技と秀逸な映像美でサスペンスフルに描き上げている。

また、日本版オリジナルポスターでは、ニナとマドレーヌが並んで本を読む穏やかな1場面、微笑み合う2人に続き、1人孤独にベンチに座るニナの後ろ姿が並び、「夢にまで見た最期の計画。あたりまえと思っていた日常が消えた。」というキャッチコピーが、幸せな日常から一転、2人の未来に訪れる試練を予感させている。

『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』は4月8日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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