木村拓哉主演「未来への10カウント」が6月9日の放送でフィナーレを迎えた。インターハイ予選を前にした円陣シーンで祥吾が部員たちにかけた言葉に視聴者から感動の声が続出、「キムタクの円陣がプライドぶりに見れた」といった反応も寄せられている。
高校時代にボクシングで4冠を達成するも網膜剥離で選手生命を絶たれ、さらに妻を病気で亡くし、コロナ禍で経営していた焼き鳥屋もつぶれ生きる希望を完全喪失していた主人公・桐沢祥吾が、母校のボクシング部コーチになったことで生きる希望を取り戻していく姿を描いてきた本作。
祥吾を木村さんが演じ、前回のラストで祥吾に“プロポーズ”したボクシング部顧問の折原葵に満島ひかり。祥吾の高校時代からの親友・甲斐誠一郎に安田顕。東大を目指しているボクシング部部長・伊庭海斗に高橋さん（King & Prince）。ボクシング部唯一の女子部員で昨年敗北した相手への雪辱を誓う水野あかりに山田杏奈。脳動脈瘤が見つかり部員たちを支える側に回った西条桃介に村上虹郎。
ボクシング部員の玉乃井竜也に坂東龍汰。折原葵の妹・楓に滝沢カレン。祥吾の亡き妻・史織に波瑠。元ボクシング部マネージャーで今は松葉台高校校長を務める大場麻琴に内田有紀。松葉台高校ボクシング部の前監督で祥吾の恩師でもある芦屋賢三に柄本明といったキャストが共演した。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
松葉台高校でボクシング部コーチと非常勤講師を続けながら、焼き鳥店も再開させることになった祥吾。生きる希望を喪失していた頃とは一転、フルパワーで人生を突き進むのだが、ハードワークを続けるなかで、部活の指導中に倒れてしまう。一方、葵は祥吾に息子・圭太（川原瑛都）の「父親になって欲しい」と“プロポーズ”。しかし教師同士が結婚した場合、どちらかが辞めなくてはいけないという学校のルールがあって…というのが最終回のストーリー。
それから10か月後、インターハイ予選前日。祥吾は試合に出るメンバーをリングに上げ、最後のミット打ちを始める。祥吾は1人づつ試合に向けてのメッセージを送ると、葵もリングに上げ「あなたがいてくれたから、俺はもう1度這い上がることができました」と感謝の想いを伝え、葵も「ボクシングと、ボクシング部みんなのことを好きにさせてくれて、ありがとうございます」と答える。そして部員全員がリングに上がり、円陣を組んで海斗が「明日は最高に青春して来い！」と叫び、西条も「死ぬ気が応援したる！」と部員たちを鼓舞する…。
この円陣のシーンに「1人1人に言葉をかけていくシーンが良かった」「円陣から涙腺崩壊してた ぶっ刺さりまくる言葉ばかりだった」と祥吾が部員たちにかけた言葉に感動する視聴者が続出。また「最終回の円陣、プライドの最終回の円陣思い出した」「キムタクの円陣がプライドぶりに見れた」「円陣シーンがプライドのブルースコーピオンズGO！ってやつ思い出した」といった声も多数。
また東大を目指していた伊庭が晴れて合格。視聴者からは伊庭を演じた高橋さんが、昨年放送された「ドラゴン桜」でも東大を目指す瀬戸役を演じていたことから「2度目の東大合格おめでとう」「東大合格2回目だね（笑）」「伊庭くん、瀬戸くんの後輩ですか」といった反応も。
一方、ラストでは祥吾の焼き鳥屋で親子丼を食べる圭太（川原瑛都）が、祥吾を「お父さん」と呼び、祥吾と葵の手には指輪が…この“ハッピーエンド”にも「圭太のお父さんになったんだね」「折原先生とのお揃いの指輪にノックアウト」「結婚しとるんかーーーーい」といった声が多数寄せられている。
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