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自分の幸せとは…? 三浦透子主演映画『そばかす』公開

三浦透子主演映画『そばかす』の公開が決定。

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『そばかす』 (C) 2022「そばかす」製作委員会
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  • 三浦透子

『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)でヒロインを務めた三浦透子が主演する映画『そばかす』の公開が決定。三浦さんが長編映画に単独主演するのは、今回が初となった。

物心ついた頃から、「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」。自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁にプレッシャーをかけられる毎日。ついには、無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも、友達付き合いを望む男性と出会う…。

映画『his』のアサダアツシが企画・脚本を担当する本作は、恋愛至上主義がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公が、恋人を作ることや結婚を勧めてくる周囲と、そして自分と向き合い、将来にも向き合いながら“自分は何者で、自分の幸せは何なのか”を発見していく姿を描いたオリジナル作品。

『ドライブ・マイ・カー』で第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した三浦さんが今作で演じるのは、主人公・蘇畑佳純。「ふつうのこと、ふつうだと思っていたことについて、一度考えてみる。まっさらにして、自分と向き合ってみる。蘇畑佳純を演じていた時間は、そういう時間でした」とふり返った三浦さんは、「この作品に関わる全ての皆様に、改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。ひとりでも多くの方に、彼女の人生に触れてほしいです。映画館で観ていただけることを心から願っています」とコメントしている。

監督は、自身の劇団「玉田企画」の全ての作品で作・演出を担当している玉田真也。製作は、『勝手にふるえてろ』『愛がなんだ』『本気のしるし』を手掛けてきたメ~テレと、制作会社ダブ。本作は、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノット・ヒロイン・ムービーズの『よだかの片想い』に次ぐ第3弾公開作品だ。

『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

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