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同性に恋する2人が“恋人のフリ” アイルランド発『恋人はアンバー』11月3日公開、予告編も

「レインボー・リール東京」などで各回満席、アイルランド映画『恋人はアンバー』が11月3日(木・祝)より全国公開。

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第29回「レインボー・リール東京」をはじめ「映画祭TAMA CINEMA FORUM」「EUフィルムデーズ」で上映され、各回満席となったアイルランド映画『Dating Amber』(原題)が邦題『恋人はアンバー』として11月3日(木・祝)より公開決定。ポスタービジュアルと予告編も解禁となった。


男性に恋する男子高生のエディと、女性を愛する女子高生のアンバーが期間限定で“恋人”のフリ


1995年、同性愛が違法でなくなってから2年後のアイルランド。差別や偏見が根強く残る田舎町で、自身がゲイであることを受け入れられない高校生・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメイトのアンバー家族や同級生にセクシュアリティを悟られないように平穏に卒業を迎えるため、2人は“ニセモノの恋人”を演じることに。

性格も趣味も全く違う2人だったが、ぶつかり合いながらも、悩みや夢、秘密を打ち明けるうちに、唯一ありのままの自分をさらけ出せるかけがえのない存在になっていく。しかし、一緒に訪れた都会・ダブリンで特別な出会いを果たし、新しい世界に触れた2人は、“理想的”だったこの関係にも終わりが近づいていることに気づいてしまい…。

アイルランドで2020年に封切られたのを皮切りに、世界各国で公開・配信されている本作は、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で94% freshを獲得アイルランド版アカデミー賞と評される第17回「アイリッシュ映画&テレビ賞」で8部門ノミネート、2部門受賞の快挙を成し遂げた。

ほかにも、ニューヨーク最大のLGBTQ映画祭である第32回「NewFest」で特別賞を受賞、過去に『セッション』デイミアン・チャゼル、『ウインド・リバー』テイラー・シェリダン、『ライトハウス』ロバート・エガースらが評価された第28回「カメリメージ映画祭」では最優秀監督デビュー賞にノミネートされるなど、各国で絶賛が相次いでいる。

日本国内でも、「レインボー・リール東京」などで上映された際には各回満席に。SNS上では「ひたすらキュート」「涙腺崩壊した」「青春映画の傑作!」など絶賛のコメントが溢れ、今回は待望の日本劇場公開となった。


正反対の2人が印象的なポスタービジュアル解禁!


制服をキッチリ着こなして、まっすぐにこちらを向いている“男性に恋する”男子高生・エディに対し、“女性を愛する”女子高生・アンバーはサングラスをかけてキャンディーを手に。趣味も性格も異なる2人が、「ふたりだから、自分に出会えた」と心から思える関係を築くまで、果たしてどのような物語が紡がれるのか、気になるビジュアルに仕上がった。


ポップでチャーミング!時々、ビター…期待高まる予告編


女性とキスをしたことがないと言えば、「ゲイか?」とからかわれる保守的な田舎町で、周囲にセクシュアリティを隠したまま平穏に卒業するために、頑張ってカップルらしく装うエディとアンバー。高校卒業後は町を出ようと考えているアンバーに対し、「今のままでいい」と消極的なエディ。アンバーはそんな彼に、「他人なんて関係ない!あんたの人生よ!」と言い放つ。立ちはだかる差別と偏見、周囲の冷たい目、新しい世界、将来への不安…。自分らしく生きることを求めてもがきながら、2人が下す人生の決断とは?

「最高の彼氏!」と言えるようになるまでのエディとアンバー2人の関係性の変化が描かれ、全てが晴れやかなラストへとつながっていく本編の雰囲気そのままに、印象的なシーンの数々を切り取った期待高まる予告編が完成。

セクシュアリティの悩みや差別、偏見など社会的テーマを描きながらも、ポップでキュート、そして時々ビターなテイストを持つ本作。「友情が本当に愛らしい」(The Hollywood Reporter)、「先入観を打ち砕く感動!」(Slant Magazine)と海外メディアも高評価を贈っている。

『恋人はアンバー』は11月3日(木・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

【更新】9月27日  ポスタービジュアルの変更に合わせ、表現を一部修正しました。
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《シネマカフェ編集部》

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